近藤真彦 (C)週刊実話Web
近藤真彦 (C)週刊実話Web

近藤真彦に“ジャニーズ逆忖度”発生か テレ東音楽特番へ出演で異論噴出「周りが気を遣うだけなのに」

6月12日早朝に発表された『テレ東ミュージックフェス2024夏』の出演者に、異論が噴出している。


番組は毎年6月下旬に放送されているテレビ東京系の音楽特番で、今回は開局60周年特別企画。放送は26日に、4時間超の生放送で行われる。


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「番組は2014年の開始から、2022年まで一貫してTOKIO・国分太一がMCを務め、後輩の旧ジャニーズグループも多数出演。しかし、昨年は事務所の性加害問題で交代し、ダブルMCだった広末涼子も不倫問題で活動停止するなど、何かといわくつきになってしまいました」(テレビ誌記者)


今年のMCも、国分ではなく、南海キャンディーズが担当。12日に解禁された出演者第一弾にも、STARTO ENTERTAINMENTとエージェント契約しているアーティストの名前は1組もない。


代わりに名を連ねたのが、かつてジャニーズ事務所に所属していた元Kis-My-Ft2・北山宏光と近藤真彦だ。


「テレ東の社長は定例会見にて、新規設立した資本関係のないSTARTO ENTERTAINMENTであっても、元ジャニーズグループであることを理由に、番組起用へ消極的な姿勢を見せている。他方、元ジャニーズにブランド力や人気があるのは確かですから、『“元”であってもあやかりたい』という意志が辞めジャニ起用につながっているのかもしれません」(同)

近藤真彦の“逆忖度”起用に異論噴出

北山はTOBEの中でも人気・セールスともに苦しんでいるが、同局系のドラマ『君が獣になる前に』で主演・主題歌を担当しており、出演はうなずけるだろう。

近藤に関しても、今回のテーマが「昭和の常識は…令和の非常識!」であることから、昭和の懐かしアイドルとして多少の適性はあるかもしれない。


だが近藤といえば、『ミッドナイト・シャッフル』以来、30年近くヒット曲を出しておらず、ジャニーズ時代から“事務所の長男”としてでしか話題にならず、出演には異論が噴出している。


《周りが気を遣うだけなのに》《同じ旧ジャニーズなのに全然忖度なくなってないじゃん》《意地でも旧ジャニーズ事務所タレント出さない代わりにマッチかよ》など、およそ理解は広がっていない形だ。


「このキャスティングは、世間から“ジャニーズ忖度”と言われないために、辞めた人間を使うという、典型的な逆忖度。かつてはジャニーズということで下駄を履かされていた人間が、ジャニーズに逆風が吹いたら、今度は“ジャニーズを辞めた人間である”という下駄を履かされているのです」(芸能ジャーナリスト)


そもそも、人気や実力があるのに退所したから干されたといったケースと違い、近藤の場合は事情が異なる。


「近藤は事務所の長男という腫れ物に近い扱いだったにもかかわらず、2020年末に不倫問題で活動停止。しかし、禊を済まさぬまま後ろ足で砂をかけるかのごとく、そのまま退所・独立という自分勝手な行動に出ました。芸能界が礼節や仁義を重視することを考えると、自業自得な気もします」(芸能記者)


理不尽かもしれないが、世間的には「辞めたら全て免責される」という風潮なのだから仕方がない。