NHK (C)週刊実話Web 
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NHKが文化財をまた破壊!「旧金毘羅大芝居」破損の謝罪文が“コピペ”で国民の怒り沸騰

我々の財布から年6000億円以上の受信料をかすめ取るNHKが、国の貴重な重要文化財をまたも破壊した。


6月10日、NHK広報局は「報道資料」として、国の重要文化財に指定されている香川県琴平町の旧金毘羅大芝居を破壊したと発表した。


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発表によると、今年5月24日に『芸能きわみ堂』(Eテレ)のロケを行った際、スタッフが花道から転落、客席の一部を破損したとのこと。局は公式サイトに『重要文化財の破損について』と題した文書を掲載した。


「文書はpdfファイルで公開されたのですが、ボリュームはスカスカで、紙1枚どころか半分ほどしかない。経緯説明は《出演者や関係者にけがはなく、一般公開や公演などに影響はありませんでした》と、まるで『影響はなかったからセーフ』とでも言いたげな言い訳がましさです」(社会部記者)


NHKはこの一件について記者会見を開いておらず、簡素な声明と相まって、「本当に反省しているのか」と疑われてしまっても仕方がない部分があるだろう。


しかし、最も不誠実さが現れているのは、声明内に記載されたNHKのコメントだ。


なんとこのコメント、昨年に重要文化財を破壊した際に出した文章と、一言一句違わぬ“コピペ”なのだ。

たった1年での再発したうえ“コピペ謝罪”という不誠実

今回の発表では、NHKからのコメントとして《貴重な文化財を破損したことを深くお詫びいたします。関係機関の指導に従い、修復等に適切に対応してまいります。改めて文化財の保護を徹底します》とつづられている。

そしてこの文言は、昨年4月に大阪放送局が連続テレビ小説『ブギウギ』の撮影中、国の重要文化財である滋賀県・百済寺本堂のぬれ縁を破壊した際のものと同じなのである。


違うのは、改行がされているかいないかだけ。これは、NHK広報の公式Xアカウントのリンクからも見比べることが出来る。


「旧金毘羅大芝居が建てられたのは1835年。年号でいうと天保6年で、当時は徳川将軍の中で最も長い期間在位した11代将軍・家斉の時代でした。200年近い歴史は皇居よりも長く、現存する中では日本最古の芝居小屋。歴史的・文化的価値は言うまでもありません」(江戸文化研究家)


一連の流れに、受信料を収めている国民は《貴重な文化財へのリスペクトが足りないのでは?》《反省してないよな、ここ》《NHKは文化財をぶっ壊す》《NHKは日本の文化や歴史の破壊者であることの証左》など、激しい怒りを露わにしている。


NHKは旧金毘羅大芝居や百済寺本堂だけでなく、過去には東大寺にある国宝の鐘楼に釘打ちつけたり、世界遺産に指定されている熊野古道の階段を破損させたこともある。


命にかかわる事故でなくてよかったが、国民は受信料を払っているだけに、十分に注意を払ってほしいものだ。