
『アンチヒーロー』大島優子の裏切りはミスリードか否か…日曜劇場視聴者が思い出す『テセウスの船』のトラウマ「この枠は前科がある」
2024.06.10
芸能
6月9日に放送されたTBS日曜劇場『アンチヒーロー』第9話で、大島優子が演じる「明墨法律事務所」パラリーガル・白木凛の裏切りに、視聴者が色々な意味でザワついている。
被告が殺人犯でも無罪に持ち込もうとする弁護士・明墨正樹(長谷川博己)を通じて、社会に「正義とは何か?」を問うリーガルドラマ。
【関連】野村萬斎の“香川照之化”が止まらない!『アンチヒーロー』視聴者ドン引きのオーバー演技で狙う後釜 ほか
第9話では、明墨が証拠隠滅罪の容疑で逮捕される。それを聞いた東京地方検察庁の検事正・伊達原(野村萬斎)は「そうか、かわいそうにね」とニヤリ。すると白木の背中が映り、明墨を裏切ったことを後悔していない様子で「そうですか。当然の報いだと思いますけど」とつぶやく。
そして、そこには明墨が第1話で無罪にした緋山(岩田剛典)の殺人の証拠となる「血のついた作業服」が置かれていた。
6月16日に放送される最終回直前、まさかの主人公逮捕という急展開を迎えている。
「テセウス的なオチはやめてくれ」
「これまでも白木に怪しい言動はありましたが、ドラマ終了直前で伊達原に寝返るとは。しかし、これは明墨が伊達原を法廷に呼び出すために撒いたエサで、伊達原がまんまと食いついた考えるほうが自然でしょう。なにせ大島は、明墨を揺るがす重大な役を任されるにはキャスティングが弱い。このまま黒幕側に加担するなら大ヒンシュクを買います」(ドラマライター)ただ、ひとつ大きな懸念点がある。2020年に放送された日曜劇場『テセウスの船』で起きた事例だ。
「『テセウスの船』は竹内涼真の主演ドラマで、犯人候補に鈴木亮平、安藤政信、ユースケ・サンタマリア、笹野高史、六平直政など、名だたる俳優がいました。しかし逮捕されたのは“芸人枠”と見られていた『霜降り明星』せいやで、大ヒンシュクを買いました。多くの視聴者にトラウマを植えつけたと言っていい。演技の上手下手関係なく、物語の意外性を優先するキャスティングは、日曜劇場ならやりかねないんです」(同・ライター)
視聴者の間でも《テセウス的なオチはやめてくれよ》《テセウスの前科があるからなぁこの枠は》などと声があがっている。
大島には“メタ読み”できないくらい大物女優に成長してほしいものだ。
合わせて読みたい
-
「ナベツネさん健在だったら考えられなかった」江川卓氏が球団専務取締役、ポスト阿部は桑田二軍監督が継承へ
2025.06.18 スポーツ -
西武が所沢から撤退か 新庄監督も賛同する“岐阜への本拠地移転”説
2025.06.08 スポーツ -
坂本花織、開業セレモニーで引退発表のワケ 次の目標はフィギュアで地元貢献か
2025.07.07 スポーツ -
長嶋茂雄さん逝去で“松井巨人監督計画”まさかの白紙に 交わした「約束」はロス五輪・侍ジャパン監督か
2025.06.17 スポーツ -
水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -
「空白の一日」で巨人から移籍 阪神に人生を翻弄された小林繁の物語
2025.07.08 スポーツ -
阪神セ・リーグ首位キープも…浮上する「サトテル問題」と戦力整理の「衝撃トレード」
2025.07.03 スポーツ -
消費税廃止、政治とカネ、コメ輸入…政治改革を迫られた細川護熙政権“退陣”までの舞台裏
2025.07.08 -
ロッテ掛布“総監督”誕生か 背景にマリンスタジアムの「2034年問題」
2025.07.05 スポーツ -
Kōki,主演映画が大コケでピンチ 手元に残った最終手段「木村拓哉との共演」実現か
2025.07.07 芸能
合わせて読みたい
-
「ナベツネさん健在だったら考えられなかった」江川卓氏が球団専務取締役、ポスト阿部は桑田二軍監督が継承へ
2025.06.18 スポーツ -
西武が所沢から撤退か 新庄監督も賛同する“岐阜への本拠地移転”説
2025.06.08 スポーツ -
坂本花織、開業セレモニーで引退発表のワケ 次の目標はフィギュアで地元貢献か
2025.07.07 スポーツ -
長嶋茂雄さん逝去で“松井巨人監督計画”まさかの白紙に 交わした「約束」はロス五輪・侍ジャパン監督か
2025.06.17 スポーツ -
水卜麻美アナが日テレ退社へ 夫・中村倫也の説得で『24時間テレビ』が花道に?
2025.05.11 芸能 -
「空白の一日」で巨人から移籍 阪神に人生を翻弄された小林繁の物語
2025.07.08 スポーツ -
阪神セ・リーグ首位キープも…浮上する「サトテル問題」と戦力整理の「衝撃トレード」
2025.07.03 スポーツ -
消費税廃止、政治とカネ、コメ輸入…政治改革を迫られた細川護熙政権“退陣”までの舞台裏
2025.07.08 -
ロッテ掛布“総監督”誕生か 背景にマリンスタジアムの「2034年問題」
2025.07.05 スポーツ -
Kōki,主演映画が大コケでピンチ 手元に残った最終手段「木村拓哉との共演」実現か
2025.07.07 芸能