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ドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系)は視聴率の右肩下がりが続き、苦戦を強いられている。6月5日の第7話で、ついにコストカットの影響が垣間見えるシーンが放送された。
原作は、WEBマンガ誌『COMIC BRIDGE』で連載中の小沢かなによる『BLUE MOMENT』。気象予報士・晴原柑九朗(山下智久)が、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、SDM(特別災害対策本部)メンバーとの奮闘を描く。
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第7話では、気象観測船と漁船の接触事故が発生。海上竜巻に巻き込まれ、気象観測船が沈没の危機に。晴原は船長と無線を繋ぎながら、いちはやく気象を予測し、安全水域へ誘導した。
「驚くべきことに、今回のシーンで船の映像は一切ナシ。船長による緊迫した音声のみで事故を描くなんて、前代未聞です」(ドラマライター)
「壮大な避難訓練」「こちらの想像力頼りか」
『ブルーモーメント』は第1話の平均世帯視聴率が8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、まずまずの結果を出した。しかし、第2話以降は右肩下がりを続け、第4話では5.6%で、3%も減っている
「その結果、ドラマの予算が縮小されることになり、海難事故を音声のみで描く事態に陥ってしまったのです」(同・ライター)
こうした演出に、視聴者からは《映像無しの会話だけで終わらせるとんでもないパワープレイ どんだけ金使いたくないんだよ 初回の雪山で全部使い果たしたのか?》《現場の映像ないから、壮大な避難訓練みたい》《こちらの想像力頼りか》などと、呆れ声があがっている。
「制作側も、さすがに映像ナシはまずいと思ったのか、船長役に人気声優の津田健次郎を起用し、ごまかそうとしたようです。しかし、船が火災に見舞われ、いつ沈没するかわからない状況のなか、来週20歳になるという自身の息子について『妻が早くに亡くなって男手一つで育ててきた』などと晴原へ悠長に語る場面があり、視聴者のイライラもマックスに。とにかく緊迫感がなく、まるで“ごっこ遊び”をしているようでしたね」(同)
予算縮小がウワサされる『ブルーモーメント』。今後に期待できるのだろうか…?
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