(画像)Koshiro K/Shutterstock
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コムドットが“米津玄師超え”を達成!メジャーデビューシングル『拝啓、俺たちへ』が初週11万枚突破の快挙

人気YouTuberグループ・コムドットのメジャーデビューシングル『拝啓、俺たちへ』が、初週売上11万枚超を記録。音楽業界の常識が変わるかもしれない。


作詞作曲はメンバーのゆうたがメインで手掛け、コムドットのルーツや伝えたい思いなどが詰め込まれている一曲。オリコンが発表した6月10日付の週間シングルランキングでは初登場2位を獲得し、推定売上は11万7118枚だった。


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『拝啓、俺たちへ』が発売された5月29日は、デビュー30周年のGLAYや、若者に人気が拡大している超ときめき◆宣伝部(◆は正しくはハート)のシングルも発売された。


しかしGLAYの『whodunit/シェア』は推定売上1.8枚、超ときめき◆宣伝部の『最上級にかわいいの!』は4.9万枚で、コムドットの売上に届いていない。


「コムドットは『拝啓、俺たちへ』の発売にあたり、5大ドームツアーを目標に掲げたり、リーダーのやまとは、Xで《音楽業界の常識が変わる》と発言していました」(芸能ライター)


ビッグマウスで知られているコムドットだが、初週11万枚という記録は、本当に音楽業界の常識が変わるかもしれないのだ。

コムドット『拝啓、俺たちへ』が米津玄師『地球儀』を超えた

「初週11万枚超えは、米津玄師の記録も打ち破りました。映画『君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろされた『地球儀』は、オリコンランキングで初週売上7万1000枚だったのです」(前出・芸能ライター)

SNSには『拝啓、俺たちへ』を複数枚購入したというファンの投稿も目立つ。YouTuberとして音楽業界へ殴り込みをかけ、見事に有言実行したことになるが…。


「コムドットのホームグラウンドであるYouTubeでは、米津に歯が立ちません。チャンネル登録者数はコムドットが379万人なのに対し、米津は716万人。また、米津は“億超え”動画が10本以上もありますが、コムドットは0本です」(音楽ライター)


YouTube上の数字は、音楽のMVとエンターテインメント動画の違いだと指摘できそうだが…。


「『拝啓、俺たちへ』のMVと、米津の新曲『毎日』のMVが5月29日に公開されました。6月6日現在、『拝啓、俺たちへ』は273万回再生で、『毎日』は432万回再生です。また『拝啓、俺たちへ』と同日には、ボーイズグループのJO1のシングル『HITCHHIKER』もリリースされました。『HITCHHIKER』の初週売り上げはオリコン発表で50.5万枚を記録しています」(前出・音楽ライター)


米津玄師のMV再生回数もJO1のCD売上も、コムドットに圧倒的な差をつけており、現在の音楽業界の常識だろう。


コムドットには早く音楽業界の常識を変えてほしいものだが、そのタイミングはいつになるのだろうか。