大谷翔平が“過熱報道”へ報復か 水原騒動以降すっかりマスコミ嫌いに

通訳でありながら、親友でもあった水原一平被告の裏切り行為は、予想だにしない事態を招いている。ドジャース・大谷翔平をすっかりマスコミ嫌いにさせてしまったのだ。


かつては米国で日本人のテレビクルーや記者を見つけると、自ら取材を受けていたが、水原事件以降は蛇蝎の如く避けるようになってしまった。


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そのトバッチリをモロに被ったのが、某民放テレビと某スポーツ紙。5月27日付で取材パスを凍結された揚げ句、ドジャースや大谷選手への取材が、すべて禁止にされてしまったという。


「完全なスケープゴートです。テレビ局とスポーツ紙は5月23日、大谷選手が12億円の豪邸を購入したと詳細に報じました。空撮映像や自宅前からのレポート、近所へのインタビューなど、ワイドショーのような映像を流したんです」(スポーツ担当記者)


この一連の報道に激怒したのが、他ならぬ大谷本人。映像や記事から自宅が露見してしまい、さらには妻・真美子さんへの警備問題にも影響するからだ。

大谷のマスコミチェックが厳格化?

「米国ではセレブ宅に強盗が入ったり、時には家族が誘拐され、多額の身代金を要求されかねない。結果、いつも以上にプライベート情報にナーバスになっていたんです」(同・記者)


もっとも今回、出禁状態となったサイドは、「大谷選手は大きな誤解をしている」(関係者)という。


「テレビ局やスポーツ紙が報じた内容は、米メディアや地元テレビ局が報じた内容をなぞったもの。だから大丈夫だろうというジャッジしたんです」(米国地元スポーツ紙記者)


テレビ局に限っていえば、大谷を番組で扱うために昨年4月、計10億円以上の契約金を球団サイドに支払っている。


「今後、過去映像しか使用できなくなる事態も想定されます。いまやテレビ局で大谷選手の映像が流れない日はありませんし、視聴率競争で大きな後れをとるかも」(事情通)


出禁騒動は今後、他のメディアに波及する恐れがある。


「大谷選手は活字を含め、自宅報道をことさら大袈裟に書き立てたメディアをチェックしています。事によっては、多くの媒体が出禁になるかもしれませんね」(前出・スポーツ紙記者)


水原被告は、間接的に日本のメディアも敵に回してしまったようだ。