
TBSの名物ドラマプロデューサーがNetflixへ 日本のテレビ業界を脅かす「外資系メディア人材流出危機」
2024.06.02
エンタメ
1ドル157円という34年ぶりの円安ドル高は、日本のエンターテインメント界に、深刻な悪影響を及ぼしている。
脚本家の宮藤官九郎とタッグを組み、最近では『不適切にもほどがある!』などの大ヒットドラマを世に送り出したTBSの敏腕女性プロデューサーが、Netflixに転職することがわかった。
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「TBSの名物女性ドラマプロデューサー、磯山晶氏です。近々TBSを退局し、Netflixにエグゼクティブプロデューサーとして移籍するんです」(テレビ局関係者)
磯山氏がNetflixに移籍するきっかけは、ヘッドハンティングだ。
「磯山氏は松坂桃李主演の『離婚しようよ』をNetflixで配信して実績を上げています。TBSとNetflixはドラマ制作において、ライセンス契約を結んでいる協業関係です。普通、この種のヘッドハンティングはあり得ない事例ですよ」(同・関係者)
移籍を決めた理由だが…。
ハイリスクハイリターンな移籍か
「一つは潤沢な制作費があり、日本のドラマでは制作できない規模の作品を手掛けられること。日本は1本あたり3000万円~5000万円。しかし、Netflixは1話あたり3億円~5億円規模で制作する。映画並みの予算を投入して作るわけです」(同)もう一つは年収だ。
「磯山氏の年収はTBSで約2000万円。しかし、Netflixは移籍金5000万円。年収は基本1億円とみられ、ドラマをヒットさせればインセンティブがついてくる仕組み」(事情通)
なんとも羨ましい話だが、外資ならではの厳しい現実もあるという。
「制作したドラマが大コケした場合、次はありません。昨年、日本テレビから『3年A組-今から皆さんは、人質です-』のヒット作を制作したプロデューサーが、やはりNetflixにヘッドハンティングされたが、その後は鳴かず飛ばず。このままバッターボックスに立てないなんて事態にならなければいいが…」(同)
うまい話には裏がある。
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