
今年の紅白歌合戦も旧ジャニーズ出演はナシ?NHKがノーを突きつけたSTARTO ENTERTAINMENTの正念場
旧ジャニーズ事務所(STARTO ENTERTAINMENT、以下・スタート社)のタレント起用をめぐって、テレビ界が揺れに揺れている。
5月22日、NHKの稲葉延雄会長は定例会見で、改めてスタート社の所属タレントに「当面、新規の出演依頼は行わないという方針に変わりはない」と言及した。
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「スタート社の幹部らは驚いています。4月に福田淳社長や井ノ原快彦副社長など幹部らが雁首を揃え、謝罪に出向きました。報道や制作局長など現場トップらが出迎え、和やかな雰囲気で話が進行。その場に同席した誰もがNHKとスタート社の対立関係が改善したと認識していたからです」(事情通)
しかし、稲葉会長のコメントは相変わらず厳しい。雪解けムードと呼ぶには程遠い状態で、相変わらず対立関係は継続していることが露呈した。
「一番は報道局の判断にNHK上層部が従ったことです。一連の性加害問題は想像以上に深刻な犯罪であると認識し、NHKとして公平かつ真摯な姿勢で対応しなければならないことを制作サイドに周知徹底させた。番組視聴率は二の次です」(テレビ局関係者)
今回の稲葉会長のコメントを受け、早くも飛び交っているのが大みそかに放送される紅白歌合戦のキャスティング情報だ。
NHKと民放各局の対応に温度差
昨年に続き、今年もスタート社のタレントは1人も出場しない事態が濃厚になった。「スタート社の経営を支えているのは、ファンクラブの会費といっても過言ではない。年間数十億円の金額。ファンクラブ会員の大半は未成年で会費を実際に支払っているのは親です。紅白に出場できないのはマイナスイメージでしかない。事実、性加害問題で多くの未成年会員が離脱し、3億円以上の収益が飛んだそうだ」(前出・事情通)
NHKの動きに対し、対照的なのが日本テレビ。8月放送予定の『24時間テレビ』では、例年通り、スタート社の所属タレント起用を内定した。
「現在、『Aぇ! group』、『SixTONES』、『timelesz(旧Sexy Zone)』の3グループで調整が進んでいます。ギャラもこれまで通り、1グループで1000万円を予定している」(同・事情通)
日テレだけではない。TBSやテレビ朝日、フジテレビもスタート社所属タレントの継続及び、増員を予定している。
「民放局でのスタート社タレントの出演料支払い額は、版権や配信など20億円以上にもなる。今後も民放局がスタート社所属タレントを起用する動きに変化はない」(同)
公共放送は立場が違う。
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