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大相撲で大波乱つづき!2場所連続で新スター誕生 “令和の怪物”大の里に迫る横綱&大関の包囲網

両国国技館
両国国技館 (C)週刊実話Web

2場所連続で大相撲界に新スターが誕生した。

5月26日に千秋楽を迎えた夏場所(両国国技館)は、入幕3場所目の新小結大の里が終盤、圧倒的な強さで初優勝した。

初土俵から7場所目での優勝は、先場所、110年ぶりに新入幕優勝した尊富士の10場所を抜いて史上最速。新小結優勝も、昭和32年夏場所の安念山以来、67年ぶりだ。

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まさに歴史的な快挙を遂げた大の里は、優勝インタビューで「昨日、親方から優勝しても喜ぶなと言われたので、冷静に、冷静にと意識しました」と内輪話をバラして会場の笑いを誘い、「これからも、親方の言うことをしっかり守って稽古に精進し、強いお相撲さんになりたい」と誓った。

残念ながら、尊富士は先場所痛めた右足首が治り切らず、夏場所を全休したため、来場所は十両に落ちそうだが、こちらは前途洋々。

高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は、「(大関取りの)基本は三役3場所連続(の成績)ですから、何が起こるか分からないけど、今どうこうはない」と言葉を濁したものの、成績次第では一気に大関昇進もありそうだ。

打倒・大の里に燃える横綱と大関

部屋付きの中村親方(元関脇嘉風)も、「年内に大関、来年の今ごろは横綱になっていてもおかしくない」と壮大な夢を語ったほどだった。

ただ、入幕してまだ日が浅い新弟子のような力士に2場所連続で優勝をさらわれ、大恥をかいた上位陣がこのまま黙っているとは思えない。

すでに横綱、大関陣の“大の里憎し”の思いはマックスだろう。

このことは、11日目に右からの下手投げで豪快に投げ飛ばした豊昇龍が、「入門してすぐ三役に上がってきた力士に負けたくなかった。いや、気分がいい」と飛び上がらんばかりに喜び、胸を張った姿に垣間見ることができる。

また、6日目に大の里に敗れた琴桜は、千秋楽の支度部屋で「悔しい。こうなった以上、結果を受け入れて稽古に励み、この気持ちを来場所につなげる」と早くも逆襲に燃えている。

果たして、“令和の怪物”はその上を行くことができるのか。いやはや、来場所も大波乱となりそうだ。

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