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1人最低10万円!? 「ディズニーシー」新エリアの“入場ルール”に庶民が激怒

Sandra Foyt
(画像)Sandra Foyt/Shutterstock

東京ディズニーシー(TDS)の新エリア「ファンタジースプリングス」が6月6日にオープンする。

「ファンタジースプリングスは、2001年のTDS開業以来、最大規模の開発で、映画『アナと雪の女王』や『塔の上のラプンツェル』、『ピーター・パン』の世界が再現され、アトラクションで体験できます」(テーマパーク業界に詳しいライター)

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しかし、この新エリアには通常のパスポート(入園券)だけでは入場できない。大手旅行代理店関係者に詳細を聞いた。

「パスポート以外に、無料の『スタンバイパス』、または有料の『ディズニー・プレミアアクセス』を取得する必要があります」

前者はパーク側に指定された時間からアトラクションに並ぶことになるが、後者は自ら指定した時間に短い待ち時間でアトラクションを利用できるという。

「ただ、いずれも発行数に限りがあり、アプリから取得できるのは入園後。開園直後から短時間で売り切れるはずです」(同)

インバウンドと富裕層しか行けない「夢の国」

実はもうひとつ、確実に新エリアを楽しめる特別な1デーパスポート「ファンタジースプリングス・マジック」も用意されているというが…。

「こちらはアトラクションを何度でも短い待ち時間で利用でき、新エリアからの出入りも自由という最強パスですが、新エリアと同時に開業する高級ホテルの宿泊者、もしくはツアーパッケージの利用者しか購入できないんです」(同)

そのお値段は、なんと大人が2万2900円から2万5900円(価格変動制)。4歳から11歳までの子どもでも1人1万9700円からだというのだ。

「ホテルの宿泊料金も変動制で、最低6万6000円から。近隣のホテルよりもかなり高額です。新エリアを確実に楽しむためには、1人最低10万円はかかる計算です」(同)

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドによると、2023年4〜9月のインバウンド(訪日外国人客)は、入園者数の13%を占め過去最高を記録。円安が止まらないこともあり、今後も比率は増えそうだ。

古くからのディズニーファンは悲鳴を上げている。

「ディズニーランドも含めて、どんどん値上げされててインバウンドと富裕層しか行けなくなってる。庶民には、本当の意味で“夢の国”になってしまいましたね」

子どもたちに夢と希望を与える場所のはずだが、親にとっては地獄。ミッキーが閻魔大王に見えてくる。

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