「マツジュンよ、やはりお前もか…」
NHKによる露骨なSTARTO ENTERTAINMENT(以下、スタート社)離れが加速度を増す中、顕著になっているのが所属タレントの離脱問題だ。
今度は嵐の松本潤が5月30日をもって、退社すると発表した。嵐では、昨年10月に独立した二宮和也に続き、2人目となる。
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「スタート社はあの手この手を使い、引き留めようと躍起になっていた。しかし、松潤は一切耳を貸さず、弁護士を通じて独立を通告してきた。5月29、30日に松潤が演出を手掛けるコンサートの終了をもって退社。表向きは円満退社をアピールしているが、実際はかなり揉めた」(芸能記者)
今回、松本に退社を決意させたのが、櫻井翔をめぐるNHKの仕打ちだった。
「NHKは2026年度の大河ドラマ『福翁伝』(仮題)の主演に、櫻井を指名していた。タイトルからも分かる通り、福澤諭吉を主人公にした作品で、慶応大学出身の櫻井を主役に抜擢する企画が2022年に決まっていたんです。しかし、例の性加害問題で流れてしまった」(同・記者)
NHKドラマはおいしい仕事
昨年度に放送された大河ドラマ『どうする家康』で主人公を演じた松本は、この一件でNHKの覚悟と決意を悟ったのだという。
「スタート社にいたら、NHKから仕事がもらえない。旧ジャニーズに昔の力はありません」(同)
実際、性加害報道後に独立を表明した二宮は、大河ドラマ『光る君へ』への出演が決まったという。
「実は、二宮よりも先に脱退した岡田准一や生田斗真もNHKからのオファーがなくなることを恐れ、先手を打った。松潤もNHKで仕事がしたいから、スタート社を見限ったのかもしれない」(同)
それにしても、なぜ旧ジャニーズに所属するタレントらは、こぞってNHKのドラマに出演したいのだろうか。
「ギャラと知名度、さらにクオリティーが高く、制作費は民放と比べて潤沢にある。ギャラが安いと言われているが、それは昔の話。配信やBSなどの再放送分を含めると1話150万円を超えますからね」(同)
脱退の嵐。
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