(画像)Microgen/Shutterstock
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競泳2冠・大橋悠依が3カ月のスペイン合宿 パリ五輪連覇に向けて“あんこパワー”が炸裂!?

2021年の東京五輪で、競泳女子200メートル&400メートル個人メドレー2冠の大橋悠依が、5月17日、不退転の決意を見せた。


今月下旬から開催される欧州グランプリへの出発前に、羽田空港で取材に応じた大橋は、大会後に帰国せず、スペインに移動して高地で強化合宿を行い、そのままパリ入りし五輪に臨むという。


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「出場する女子200メートル個人メドレー予選は8月2日。大橋の海外滞在は約3カ月の長期となります」


体育協会詰め記者はこう明かすが、海外での生活が長引けば当然、荷物も多くなる。


大橋はこの日「愛用の横向き用枕を持って行く」と笑顔を見せたが、別の機会には「体重が落ちないように、お餅やあんこのチューブ、羊羹などを持って行く」「これらは海外遠征時で長いことスタメンです」と語ったという。

“あんこパワー”で五輪連覇なるか

「実は大の甘党なんですよ。それも洋菓子でなく和菓子の。朝食のパンに、あんこをたっぷりつけて食べるクチです」(協会関係者)

こうした内幕も明らかになったためか、今では「もしもパリ五輪やその前哨戦である欧州グランプリで好成績を収めれば、和菓子ブームが起きるかもしれない」(同)と、早くも評判になっているほどなのだ。


もっとも、その大橋には不安材料もあるという。


「東京五輪の200メートル個人メドレーで金メダルを取ったタイムは2分8秒台でした。また、彼女自身が持つ同種目の日本記録は2分7秒91ですが、ここのところタイムが伸びない状況。一昨年の日本選手権は2分10秒台で優勝したが、同年の世界選手権では12秒台で入賞圏外。世界のトップスイマーは2分7秒台で泳ぐため、自己ベストを更新しなければ、五輪連覇は果たせそうもないのです」(同)


ちなみに、今年10月に29歳となる大橋は、パリ五輪を集大成と捉えているらしいが、同種目の日本記録は彼女が21歳のときに出したもの。7年間も破られていないことを考えれば、そのハードルは極めて高いはずなのだ。


果たして、大橋が“あんこパワー”で過去の自分を超えられるかが見ものだ。