杉咲花 (C)週刊実話Web
杉咲花 (C)週刊実話Web

『アンメット』杉咲花と若葉竜也の注射シーンはアドリブ?素で笑ったような演技に原作者も感動「面白く豊かに表現された事に感動」

5月20日放送のドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(フジテレビ系)での、杉咲花と若葉竜也によるアドリブのようなやりとりに反響があがっている。


ドラマは、事故によって記憶が1日でリセットされる記憶障害を持つ脳外科医・川内ミヤビ(杉咲)が、アメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治(若葉)との出会いをきっかけに、医師として再生していくストーリー。


【関連】時代は月9ではなく月10?広瀬アリス『366日』vs杉咲花『アンメット』 なぜカンテレ制作ドラマは面白いのか ほか

第6話では、ミヤビが予防のために服用している薬が、記憶障害を引き起こしている原因ではないかという説が浮上。三瓶はすぐさまミヤビの病状を調べるため、脳波データや血液検査を行い、薬の影響を明らかにしていくのだった。


「話題のシーンは、血液検査を行うくだり。三瓶が『チクッとしますよ』と言い、ミヤビが『はい』と顔をそむけるも、三瓶は針を刺さずにしばし沈黙。再度『チクッとしますよ』と宣言するも、またもや刺さず、三瓶のいたずらにミヤビが思わず吹き出すという一幕でした」(ドラマライター)

「杉咲花の素の笑いにほっこりした」

杉咲と若葉は、かねてから映画などで共演経験がある。アドリブ感満載のシーンに、視聴者からは《NGシーンとかにありそうな杉咲花の素の笑いにほっこりした》《未だかつてこんなに可愛い採血を見たことがあるだろうか》などと話題になった。

しかし、実はこのシーン、アドリブではなかったことが判明している。


「明かしたのは、三瓶を演じる若葉本人。自身のインスタグラムのストーリーで、当該の台本の写真をアップし、《あ、アドリブじゃないです》とコメント。台本のト書きには《ミヤビ、針から視線を逸らすが、三瓶は刺さない。視線を戻すミヤビ》《視線を逸らすミヤビ。三瓶は刺さない。その繰り返しの二人》と綴られている。おもしろいくらい台本通りとはいえ、あれだけナチュラルに温度感を持って演じる2人には脱帽です」(同・ライター)


原作者・大槻閑人氏も2人の演技についてXで《あんなに面白く豊かに表現された事に感動》と言及している。


『アンメット』は近年まれに見る映像化成功作品なのかもしれない。