(画像)TOMO/Shutterstock
(画像)TOMO/Shutterstock

混浴女性を襲った“ワニパニック”男連れでもお構いなしの卑劣な犯行

温泉好きの間では、混浴風呂で女性の入浴を待ち構える男性を〝ワニ〟と呼ぶ。


理由は、湯船からじっと目だけを出してターゲットを待つからだが、そんなスケベな男性入浴客が事件を起こした。


5月5日、大分県別府警察署に不同意わいせつの疑いで現行犯逮捕されたのは、住所・職業不詳のA容疑者(51)。同日午前2時ごろ、別府市内の混浴露天温泉で、県外から訪れていた20代の女性の身体を触るなどのわいせつ行為をした疑いが持たれているのだ。


【関連】女子大生宅の屋根裏に“のぞき穴”…部屋に何度も侵入した43歳男を逮捕 ほか

社会部記者が言う。


「警察によると、被害に遭った女性の知人男性が110番通報し、駆けつけた警察官がその場で容疑者を取り押さえたそうです」


Aは、被害者が男連れであることを知りながら犯行に及んでいた。


「通常、ワニと呼ばれる男性たちは〝視姦〟が目的で、手は出さない。相手が男連れなら、なおさらでしょう。あまりに大胆な犯行だと、SNSや混浴ファンの間でも話題になっているようです」(同)

一人旅の女性が殺害される事件も

ちなみに、この記者によれば「警察が発表したわけではないが、事件の発生が午前2時ということで、犯行現場はこの時間に入浴可能な露天風呂『鶴の湯』(同市鶴見)だったのではないか」と推測されているようだ。

この混浴露天風呂は川沿いにあり、年中無休で入浴料は無料。誰でも気軽に入れる秘湯として知られていたという。


「鶴の湯は〝別府野湯3大秘湯〟の1つに数えられる、硫黄の臭いが立ち込める露天風呂。湯船の脇には女性用の更衣室もあり、管理の行き届いた清潔さで混浴ファンにも人気が高かった。ただ、以前には近辺で一人旅の女性が殺害される事件も起き、警察が注意を呼び掛けていた場所でもあるのです」(温泉ファン)


開放感のある混浴露天に入浴の際は、その分、注意も必要だ。