おおしまりえ (C)週刊実話Web
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『美女ざんまい』恋愛ジャーナリスト/おおしまりえインタビュー~失敗体験を糧にカウンセラーに~

男女問わず「恋愛コーチング」という新しい試みをしているのが、恋愛ジャーナリストのおおしまりえだ。


キャバクラやクラブなどで延べ1万人以上を接客してきた豊富な経験と、心理学の知識を生かしたカウンセリングが老若男女に好評を博しているという。


とかく恋愛ベタと言われる現代人に、彼女はどんなアドバイスをしているのだろうか?


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――肩書を拝見すると、芸能コラムニスト、エッセイスト、イラストレーター、そして恋愛ジャーナリストとなっています。最後は耳慣れない言葉なのですが…。


おおしま 私自身の経歴で言うと、大学在学中からお水を始め、キャバレー、キャバクラ、クラブと多くの業種を体験し、接客した数で言えば1万人を超えています。大学を出てアニメの制作会社などいくつかの仕事もしたのですが、20代で結婚と離婚を経験し、気づいたら27歳でした。自分で食べていかなくては…ということになり、ネットで恋愛コラムを書き始めたんです。そこから執筆仕事をいただくようになり、芸能コラムやイラストも描くようになりました。さまざまな男女に取材をしている中で、恋愛ベタな人が多いなということに気づき、アドバイスをする意味でモテ講座や恋愛講座なども開くようになったんです。


――ということは、ご自身はかなりの恋愛上手ということですね?


おおしま いえいえ、その逆で失敗ばかりでした。そもそも最初の結婚に失敗してますし。いわゆる「だめんず」ばかりに行ってしまい、自分もダメになるパターンが多かったんです。そこで、自分の恋愛はなぜうまくいかないのか? どうすればよかったのか? を冷静に分析し、心理学も学ぶようになって他人の恋愛にアドバイスができるようになれたんです。


――例えばどのようなコーチングをするのでしょう?


おおしま よくあるのは、付き合うよりも先に体の関係を持ってしまい、「ちゃんと付き合いたいんだけどうまくいきません。どうしたらいいんでしょう…」という女性です。


――ありがちですね。どう対応するんですか?


おおしま 交際の詳細を聞き出し、相手の男性はただの遊びだったのか、それとも真剣交際をする気はあったのかを分析します。そうすると、意外にも「実は遊ばれてなかったかも」というケースが多いんです。順番をちゃんとしてたら、たぶん付き合えたのにって。


――相手の男性からしたら、なし崩し的に体を許してくれるから「遊びでいいや」となってしまう?


おおしま まさにそう。なので、相手男性とのリカバリーが難しそうな人には、自分が置かれている状況を理解・納得させ、同じことを繰り返さないよう、次の恋愛へのアドバイスをします。そこで大事なのは、自分のコミュニケーションの癖を知ることなんです。


――癖とは?


おおしま 例えば彼氏(彼女)が不機嫌だったとき、そっけない態度をとられたときに、いろんな解釈ができると思うんです。「疲れているのかな、様子を見よう」という人と、「嫌われたのかな。どうしよう」と質問攻めになったり、嫌われたくないから距離をとってしまったり。恋愛がうまくいかない人は、毎度同じ対応をしちゃってるんです。


――相手は違うのに、毎回同じだと…。


おおしま 関係がこじれていくケースは多いですよね。ちなみに私自身も自分を冷静に分析し、遊びのような関係で終わらず、パートナーシップを継続することができるよう努力した結果、2年前に再婚できました!


おおしま 「恋愛コーチング」自体はこの春から始めたばかりなので、大キャンペーン中です(笑)。60分5500円(税込み)という、破格の料金でやらせてもらってます。


――そんなおおしまさんから見て、最近のパパ活ブームはどう映りますか?


おおしま 基本的には呼び方を変えた売春行為だとは思うのですが、これだけ流行する理由としては、中高年男性に「恋をしたい」というニーズが高いんだろうなと思います。


――パパ活は相手が素人なので、「もしかしたら恋愛感情が期待できるかも」ということですね。


おおしま でも、相手はしょせん素人です。パパ活を体験した男性を取材してみて分かったのは、(女性側に)もらうお金に対してサービスを提供しなければという意識が低いので、幻滅するケースは多いようです。ほんとは恋愛なんてできないのですから、女性相手に楽しい気持ちになりたいのなら、プロのお店に行くか、スナックで楽しく飲んで、あわよくば…という方がいいのではないかと思いますね。


――なるほど、取材源はいろいろと豊富なんですね。