旧ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web
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キンプリで3組目…旧ジャニーズ“ピンハネ予防策”はグループの個人事務所設立?

人気グループ・King & Prince(キンプリ)が新会社『King & Prince株式会社』を設立していたことを、一部スポーツ紙が報じた。


記事によると、所在地は所属レコード会社、ユニバーサルミュージックと同じで、旧ジャニーズ事務所所属タレントたちのマネジメント権を引き継いでいたSTARTO ENTERTAINMENTとエージェント契約を締結したもよう。STARTO社との同契約締結はTOKIO、嵐に続いて3組目となった。


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「キンプリといえば、5月で雑誌の連載終了が発表されたことから、昨年5月に脱退して旧ジャニーズを退所した、平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が滝沢秀明社長の芸能事務所、TOBEに移籍して結成したNumber_iに合流するといううわさも浮上していた。しかし、永瀬と平野の確執が生じていたこともあって、やはり合流はなかった」(音楽業界関係者)

金を稼ぎまくったジャニーズ創業家

旧ジャニーズ時代、所属タレントとの契約形態は専属マネジメント契約1択のみ。そのため、グループとしての活動のみならず、個人活動もすべて事務所が決め、オファーを断ることなどほぼほぼ許されない〝隷属契約〟だった。


「そのかげで、性加害問題という〝負の遺産〟を残して亡くなった創業者の故ジャニー喜多川氏、その姉で元会長のメリー喜多川氏、その娘で旧ジャニーズの藤島ジュリー景子氏は死んでも使い切れないぐらいの金を稼ぎまくった。すべてはありえないぐらいにタレントたちの稼ぎを〝ピンハネ〟したおかげ」(芸能記者)


しかし、新会社にマネジメント権が移行したことにより、今後、グループの個人会社とSTARTO社のエージェント契約がスタンダードになりそうだというのだ。


「そうなると、事務所がやるのはグループのコンサートの運営と告知ぐらいになるのでは。チケット、グッズ、DVDの収益など、タレント側の取り分がかなり大きくなるだろうし、そうすることにより、グループを脱退してSTARTO社を辞めるタレントもかなり減るはず」(同・記者)


すっかり〝タレントファースト〟のマネジメント体制に変貌を遂げてしまったようだ。