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栃木、長野、群馬、福島4県の山間部で発生した強盗事件が、思わぬ余波を広げている。
捜査班は、4月末に栃木県日光市で起きた強盗事件の被害者のキャッシュカードで現金を引き出そうとしたとして、5月15日、窃盗未遂の疑いでベトナム国籍の自称内装工、ホアン・フー・ホア容疑者を逮捕。
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被害者の75歳の男性はカードとともに携帯電話を奪われており、男性の口座からは複数カ所のATMで数十万円が引き出されていた。
わざわざ人の少ない山あいの民家を狙った犯行は、悪質以外の何物でもないが、今後模倣犯が現れないとも限らず、特に限界集落に住んでいる高齢者は不安で仕方ないだろう。
あの人気番組で犯罪者が情報収集?
そんな中、事件は予想外の方向に飛び火しているようだ。
所ジョージと林修がレギュラー出演し、日曜20時台の激戦区で長らくトップの視聴率を獲得している人気番組『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が、大きなピンチを迎えているというのだ。
「2018年からスタートした『ポツンと一軒家』は、限界集落などの過疎地で暮らす人々の暮らしぶりを紹介し、現在も高視聴率をキープしています。しかし、住民の家族構成やライフスタイルが全国の視聴者につぶさに分かってしまうため、有識者から『犯罪を招いてしまうのではないか』との意見もあった。実際、先の強盗事件は、番組に出てくるような周囲にあまり民家がない場所ばかりが狙われています。今後、番組を参考にする不届き者が出てこないとはいい切れず、番組打ち切りが囁かれています」(芸能記者)
もし番組で紹介された一軒家がターゲットになろうものなら、批判の矛先が番組やスポンサーに向けられるのは必至。すでに一部のスポンサーからは懸念の声が上がっているという。
最近はマンネリ化への指摘も少なくなく、このままではいつ打ち切りになってもおかしくはない。
これからは、住所を特定できないようにするなどの配慮が必要となってくるだろう。
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