(画像)miya227/Shutterstock
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男子生徒に「私を守って」保健室でキスや抱擁を繰り返した女性教諭の倫理観

学校の保健室といえば、体調の悪い生徒の休養の場で、担任教師にも打ち明けにくい悩みを養護教諭に相談したりもする生徒たちの〝駆け込み寺〟的な場所。ところが、そこが「わいせつ行為」の温床となっていたというのだ。


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4月23日に三重県教育委員会は、複数回にわたり男子生徒にみだらな行為をしたとして、県内の公立中学校に勤務する女性養護教諭(27)を懲戒免職処分に。さらに監督責任を問うとして、同校の校長を近く文書訓告処分とすることを発表した。


「県教委によれば、女性教諭は昨年、保健室で何度も男子生徒と2人きりになる機会を作り、この生徒を抱きしめたり、キスを繰り返したりしたそうです」(社会部記者)


こうしたことが常態化した頃、生徒の様子に異変を感じた保護者が学校に相談し、事が発覚したという。


「校長の聞き取り調査で、女性教諭は事実を認めたものの、その後は病気休職を取得し学校を休んでいたため、2人が処分されることとなったのです」(同)

「自分から進んでやったわけでは…」

男子生徒は、ちょっとした相談事で保健室を訪れたのをきっかけに、以後も度々訪れて女性教諭と話し込むようになったという。


女性教諭は県教委の聞き取りに対し、「不適切な関係を続け、多大な迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪したうえで、「自分から進んでやったわけではない」とも語っており、地元では2人がどんな関係だったのかが取り沙汰されているのである。


前出の社会部記者が言う。


「ちなみに、女性教諭は保護者からの相談で事実が発覚した際、男子生徒にSNSで『私を守って』とメッセージを送っていた」


まるでセクシービデオの台本のような不祥事。どちらが先に行為を迫ったかは不明だが、女性教諭の倫理観が問われるケースであることは間違いなさそうだ。