
『聖☆おにいさん』実写映画化に賛否「絶対にオモロイやつ」「監督の名前みて萎えた」 福田雄一監督作品はなぜ評価が分かれるのか?
中村光による漫画『聖☆おにいさん』が、ついに実写映画化されることになった。しかし、思った以上に期待する声は少ない。
『聖☆おにいさん』は2013年に劇場版アニメが公開され、2018年に松山ケンイチと染谷将太のダブル主演で実写化ドラマ化。監督と脚本を映画『銀魂』やドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)などでお馴染みの福田雄一氏が担当しており、山田孝之が製作総指揮として参加していた。
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実写映画版もキャストや監督は続投し、山田もプロデューサーとして名を連ねる。映画化されるのは、原作者の中村が映画のために描いた長編エピソード「スクリーンへの長い途(みち)」。映画タイトルは『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』で、12月20日から公開される。
「配給を手掛ける東宝はお正月映画として、ここ最近の年末付近は2020年に『新解釈・三國志』、2021年に『呪術廻戦 0』、2022年に『ブラックナイトパレード』、2023年に『SPY×FAMILY CODE:White』を公開してきました。このうち、『新解釈・三國志』と『ブラックナイトパレード』は福田監督作品。アニメ、福田作品の順番なので、今年は『聖☆おにいさん』で勝負するようです」(映画ライター)
正月映画は宣伝に力を入れるなど、配給会社にとって勝負となる作品が多い。しかし、映画『聖☆おにいさん』には、公開前からすでに賛否を呼んでいる。
「福田監督なら観に行くしかない」「どんどん苦手に…」
ソーシャルメディアなどでは《福田雄一監督なら観に行くしかない》《監督の名前みて萎えたわ…》《福田雄一監督とかもう絶対にオモロイやつやん》《ヨシヒコの頃の福田組は好きだったけど、どんどん苦手になって見切ったトドメが三国志だったな》といった意見が飛び交っている。「アンチが多い福田監督ですが、結果をキチンと残しており、興行収入でいうと『銀魂』38.4億円、『今日から俺は!!劇場版』は53.7億円、『新解釈・三國志』は40.3億円を記録しています」(同・ライター)
ではなぜ、アンチが増えているのだろうか。
「彼の作品を“映画として見るか”で評価が分かれるのだと思います。福田監督の名前が世の中に広がったキッカケは、監督・脚本を手掛けた2011年のドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』(テレビ東京)。いい意味でも悪い意味でも、福田作品はドラマ的なところがあります。そのため映画作品は、映画ファンから評価されていない。しかし一方で、普段は映画を観ないような層からの評価は高い。後者を劇場へ足を運ばせるという意味では、アニメ作品を除き、福田監督以上の作家は現在いないでしょう」(同)
しかし、2022年の『ブラックナイトパレード』も中村光×福田雄一のタッグだったが、興行収入は10億円に届いていない。
「お馴染みのキャストを使い、お馴染みのノリで物語を展開させていくのが福田監督の黄金パターン。その手腕を確立したのは実に見事ですが、冷ややかな意見も少なくありません。特に原作モノの場合、福田色が強くなりすぎて、作品自体の魅力がスポイルされてしまいます」(同)
ドラマ版は好評だった『聖☆おにいさん』だが、映画版はどのような仕上がりになるのだろうか。
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