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JRA重賞『ヴィクトリアマイル』(GⅠ)美人競馬研究家・山崎エリカの「負けない馬券」

山崎エリカ
山崎エリカ(C)週刊実話Web 

今週は『ヴィクトリアマイル』を取り上げます。

《馬場傾向》
2019年に1分30秒5のレコードタイムが出たように、パンパンの良馬場ならば超高速馬場で行われる。

《ペース傾向》
過去10年で、かなりのスローペースになったのは、雨の影響で馬場の内側が悪化した17年のみ。一方、平均~ややハイペースは7回。馬場が高速化するほど、3~4角でのペースの緩みが少なくなっている傾向。

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《脚質傾向》
過去10年で勝ち馬は逃げ~中団までで8勝。差しは2勝しているが、追込の3着以内はゼロ。2着は逃げ~中団までが6回。3着は逃げ~中団までが9回と後方からでは届きにくく、ある程度は前目にいないと厳しいレースとなっている。

マイルの流れに慣れてきたモリアーナに期待

★マスクトディーヴァ
今年の阪神牝馬Sの覇者。同レースでは1番枠からスタート後、コントロールして2列目の最内を追走。道中は先頭列のゴールドエクリプスの後ろで進め、3角では3列目の最内。3~4角で最短距離を通り、直線序盤で外に誘導。やや窮屈な馬の間を捌いて先頭に立ち、さらに外へ。ラスト1Fで外から迫るウンブライルを振り切って半馬身差で勝利した。本馬は昨年のローズS、秋華賞と抜群の末脚で好走と瞬発力頼みのレースしかできなかったが、前走では先行して結果も出したように、ここへ来て一段階上の力をつけた感がある。末脚勝負で上昇に期待。

★モリアーナ
昨年の紫苑Sの覇者。同レースでは2番枠からスタート後、すぐに抑えてリズム重視で控えた。逃げ馬がペースを引き上げたことで隊列が縦長となり、後方2、3番手からの追走。3~4角では前にいた馬たちが苦しくなって下がってきたが、それでも前からかなり離された位置。3~4角の内目から4角で中目を縫うように上がったが、直線序盤でもまだ中団列。ラスト1Fでも先頭と6馬身差があったが、それを一気に詰めて半馬身差で完勝した。本馬は東京芝マイルの新馬戦で非凡な末脚を発揮した馬。前走の阪神牝馬Sは久々のマイル戦で前が止まらない展開を出遅れて後方2列目からの追走。4角でも進路がなく、やや仕掛けが遅れたが、それでもメンバー最速の上がり3Fタイムで3着に善戦。マイルの流れに慣れて前進に期待したい。

★スタニングローズ
一昨年の秋華賞馬。秋華賞では7番枠からコントロールして好位直後の中目を追走。道中はスペースを作り、内と外を両睨みで進めた。3~4角でそのスペースをじわっと詰めて4角では外を選択し直線へ。序盤で追い出されると先頭付近まで上がり、ラスト1Fで抜け出した。内からスターズオンアース、外からナミュールに迫られたが、振り切って半馬身差で完勝した。前走の大阪杯は休養明けで、スタミナが要求される逃げ戦法。息が持たなかったが、それまでの実績から叩かれての一変に期待。

山崎エリカ
新潟県出身。類いまれな勝負強さで「負けない女」の異名をとる女性競馬研究家。独自に開発した「PP指数」を基にした予想をnetkeiba.comの『ウマい馬券』で掲載。おもな著書に『全106コース対応 山崎エリカの逃げ馬必勝ナビゲーション』(ガイドワークス)。公式X(旧ツイッター)=@_yamazaki_erika.

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