![愛川ゆず季 (C)週刊実話Web](https://weekly-jitsuwa.jp/rails/active_storage/blobs/redirect/eyJfcmFpbHMiOnsiZGF0YSI6ODYxOCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--802c2924300302e1a5fc694a1bd04bf8bc79dfcd/aikawa_yuzuki2.jpg)
『美女ざんまい』タレント・元プロレスラー/愛川ゆず季インタビュー~100センチH級維持の秘訣は…~
愛川ゆず季はグラビアアイドルでプロレスラー。どちらも「元」は付くが、そのインパクトは強烈だった。
100センチH級の恵まれた体は一昨年、ベストボディジャパン大会で優勝を果たしている(フィットネスモデル部門)。ファンの支持は今も絶大で、5月にはバースデーイベントも行われるという。
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そんな彼女の近況を聞いた。
――7年前の結婚を機にグラビアを卒業し、翌年出産。一時期ボディ磨きを怠けてしまったそうですね?
愛川 はい。プロレスを引退したのは12年前ですが、グラビアなどで他人に見られることがなくなったせいか、特に出産後はほとんど運動をしていませんでした。妊娠中に体重が70キロ近くになっても「妊婦だからいいよね」くらいの感じで、産んだ後に体重が戻らなかったときは「まだお腹にいるの?」と言われたくらいです。それでも、「母乳をあげてるから食べてもいいや」と、自分に言い聞かせていましたね。
――出産から3年後の2020年、一夜限りのプロレス復帰を果たしました。体を戻すのは大変だったのではないですか?
愛川 復帰のオファーをもらったときは、「入場だけでいいから」という話だったんです。でも、女子プロレス団体『スターダム』の10周年記念興行ということで、舞台は日本武道館。どうせリングに上るなら、入場だけでお茶を濁したくはなかったんです。約3カ月間、1から体を作り直しました。子育てとの両立は想像以上に大変でしたが…。
――その2年後、今度はベストボディジャパン大会に挑戦するわけですね。
愛川 実は、ちょっと体調を崩した時期があり、夫がパーソナルトレーナーをしていることもあって見てもらったんです。運動習慣を取り戻し、女性として健康に美しくなりたいと思い、目標として同大会への出場を決めました。ところが、いざ始めてみるとプロレス時代の練習方法と、ボディメイクをすることはまったく別ものだったんです。
――具体的にはどのように違っていた?
愛川 プロレス時代はあえて筋トレをしなかったんですね。受け身で筋肉を作るというか、ケガをしない体を作るというトレーニングでした。腕立てやスクワットはただがむしゃらにやるだけの、いわば根性論。一方のボディメイクは、バランスの取れた肉体美と見た目の美しさを競うことが目的なので、どの筋肉をどう鍛えるかを緻密に考えなくてはいけないんです。そこは目から鱗でした。
――それだけの肉体美を作り出したのなら、「もう一度グラビアで」というオファーもあったのでは?
愛川 全然なかったです。アラフォーだし、もう需要がないんじゃないですか。
――もしもオファーが来たらやりますか?
愛川 ベストボディジャパンにふさわしい、健康的なのならいいかなと思います。ボディコンテストに出場される方って、60代になっても背筋がシャンと伸びていて美に対する意識がすごく高いので、めちゃくちゃ刺激をいただけるんです。
――では、戻した体形の維持が大事ですね。
愛川 実は今「バレトン」と言って、バレエとフィットネスとヨガを融合した新しいエクササイズがあるのですが、私はその指導者をしています。バレエの要素も入ったラジオ体操のようなものなので、体幹を鍛えながら柔軟性も養えるので、年齢を問わず楽しめるんですよ。
愛川 中学でロシアに行き、手足の長さや骨格が違うことに挫折するんです。バレエを諦めて始めたのがテコンドー。オリンピックに出るつもりでしたが、高校を出た後くらいでスカウトされました。初めてのグラビア撮影は20歳で、確か当時は19歳とサバを読んでましたね。おまけにロケ地が自分の卒業した高校に隣接する小さな公園。水着になるだけでも抵抗があるのに、窓から男子生徒たちにジロジロ見られて、すっごい嫌でした。終わった後で大泣きしたのを覚えています。
――なぜ頑張れた?
愛川 雑誌に掲載されて反響がものすごかったんです。親には内緒にしていたので激怒されるし、バレエでガリガリの私しか知らない同級生からは豊胸疑惑を指摘されたりと散々でしたが、出来上がってきた写真がとても綺麗で…。もうその時点で仕事がたくさん決まっていて逃げることはできず、頑張ろうと思いました。
――当時の撮影現場はどんな感じでしたか?
愛川 私のグラビア時代は景気がとてもよかったんです。迎えに来たハイヤーで自宅から成田に直行し、そのまま海外で撮影。それも1日だけで終わり、残りの2日間はオフとか。最初から遊びが前提…なんていうのもありました。
――大変だったことは?
愛川 グラビア系の子が集まって色々なユニットも作られたのですが、私はそういう中でワイワイやるよりも一匹狼的で協調性があまりなかったんです。むしろ、グラビアを辞めてからの方が仲良しの子ができました。相澤仁美ちゃん、浜田翔子ちゃん、佐野夏芽(現NATSUME)ちゃん…。それこそ、夫を紹介してくれたのは夏芽ちゃんなんですよ。
――グラビア時代のファンとプロレス時代のファンは違いがあるのでしょうか?
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