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どうする小池百合子?「乙武ショック」で国政復帰プランに暗雲 女性初の総理を狙うも、都知事で“上がり”か

小池百合子
小池百合子 (C)週刊実話Web 

女性初の総理大臣へ期待がかかる小池百合子東京都知事だが、その野望は見果てぬ夢で終わるかもしれない。潮目が変わったのは、4月28日に投開票が行われた衆院東京15区補欠選挙だ。

「小池知事は乙武洋匡氏を支援し、つきっきりで応援演説に周るも、結果は全体で5位。主要候補中、最下位というまさかの大惨敗を喫した。これにより、これまでの“小池人気”が陰り、神通力も衰え、求心力が低下しているのです」(政治担当記者)

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知事自身の問題で有権者離れが起きているのも、大きなダメージに繋がっている。

「乙武氏による日頃の歯に衣着せぬ発言や、過去の不倫トラブルが想像以上に影響したことが大きいとはいえ、惨敗には知事自身の学歴詐称疑惑も影響しているだろう」(政治アナリスト)

これまで小池知事には、初の女性総理を狙った国政復帰が幾度となく囁かれてきた。実際、水面下では様々なプランがあり、年齢的にも最後のチャンスであることから、ここ最近は本人も仕掛ける気が満々だったという。

その内のひとつが、7月の都知事選挙に立候補せず、自らに近い人物を立てるというプランだ。

「都知事を腹心に任せ、自身は広報や組織固めに徹し、来年10月までに行われる衆議院解散総選挙へ力を蓄え、候補者とともに出馬する国政復帰を睨んでいたとか。2017年に失敗した希望の党の国政進出を、今度こそ成功させようというプランです。かつての師である細川護熙元総理に倣い、少数政党ながらキャスティングボートを握ることで、自らが首班指名されるシナリオを描いていたといいます」(前出・政治担当記者)

だが、これも乙武氏の落選で全てが狂ってしまった。

「小池知事は乙武氏の落選によって、求心力が遠心力となった。国政進出どころではなくなり、総理の道は赤に近い黄色信号です」(同・記者)

こうなると気になるのは、7月7日投開票の都知事選だ。

国政復帰の機を逸し…総理を狙うも都知事で“上がり”か

「かつてほどの威光は完全に消えましたが、さすがに都知事選に落選するほどではない。まだ都知事選への態度は表明していないが、ここでの出馬と3選は既定路線でしょう」(前出・政治アナリスト)

どうやら小池都知事は、都知事を務めつつ、総理を狙えるタイミングでの国政復帰を窺う作戦に切り替えたようだ。だが、“その日”が来る可能性は限りなく低い。

再選した場合、小池知事は76歳まで知事を務めることになる。年齢を考えれば、この3期目が最後のチャンスと言えるが…。

「結論から言うと、国政復帰の線は消えたと言っていい。再選すれば3期12年と長期政権による批判も高まりますし、この先、小池知事の人気が回復することは想像できない。後見人とも言える昵懇のキーマンだった自民党・二階俊博元幹事長が引退し、後ろ盾も失くしますからね」(同・アナリスト)

これまで数々の〝小池劇場〟を演じてきたのだから、次なる一手があると思いたいが…。

「おそらく都知事で〝上がり〟でしょうね。野心家だけに総理の椅子には異常なまでの執着がありましたが、年齢的に今動かないと厳しい。しかし、状況は八方塞がりといったところで、都知事を続けながら虎視眈々と好機を窺い、そうこうしてる間に任期が来て引退というのが関の山かと」(同・アナリスト)

何とも寂しい最後に思えるが、むしろ、コロナ禍以降の4年間がラッキーな延命だっただけだという。

「本来、小池都知事の政治生命は、『政権交代もあり得る』と言われた希望の党が惨敗した時点で終わっていたんですよ。まさかの復権を果たせたのは、吉村洋文大阪府知事と同様、コロナ禍での発信力で再び注目を浴びたため。しかしこれも、当時の安倍政権のコロナ対応に不信感が集まり、代わりの拠り所として人々が縋っただけでした。いわば化けの皮が剥がれただけ」(ベテラン政治評論家)

「政界一寸先は闇」とはよく言ったものだ。

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