小池百合子 (C)週刊実話Web
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乙武洋匡氏「3度目の正直」も大惨敗で政界進出の野望終焉? とどめを刺したのは小池百合子都知事か

何度も立ち上がってきた不屈の闘志もこれまでか――。


4月28日に投開票が行われた衆院東京15区補欠選挙にて、インフルエンサー兼評論家の乙武洋匡氏が惨敗を喫した。


「乙武氏は無所属を謳いながら、小池百合子東京都知事が代表を務める都民ファーストの会の支援で出馬。選挙戦では知事自ら応援に駆け回るなど二人三脚でしたが、まさかここまでの惨敗とは…」(政治記者)


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今回の選挙において、乙武氏の苦戦は情勢調査の段階から報じられていた。


日頃から発信が物議を醸すこともあるが、根強い拒否反応の根底にあると見られるのは、やはり2016年の不倫スキャンダルだ。


「乙武氏は週刊文春にて、介助で献身的に支えた妻を裏切る〝5股不倫〟が発覚。さらに、『俺の面倒を見ないと障害者虐待防止法違反で訴えるぞ』など、日常的に妻を脅していたことも報じられました」(政治アナリスト)


頼みの小池知事も、学歴詐称疑惑の再燃で渦中にあり、当初期待していた援軍とはならず。この結果、1万9655票で全体5位、泡沫を除いた主要候補では最下位に終わってしまった。


「この結果には、『ここまで嫌われていると思わなかった』と乙武氏周辺でも衝撃が走っています。『五体不満足、5股大満足』とも揶揄された不倫スキャンダルの印象が未だに根強いことも分かり、想像以上の惨敗にショックが隠し切れないようです」(週刊誌記者)

惨敗に大ショック 政界進出への執着も諦めざるを得ず

実は乙武氏、これが3度目の正直でもある。

「2016年の参院選、乙武氏は自民党からの出馬が決まっていましたが、不倫スキャンダルで取り消しとなった。それでも政治家への野心を捨て切れず、2022年の参院選に無所属で出馬したが落選。そして今回の補選と、政界への並々ならぬ執着がうかがえます」(前出・アナリスト)


しかし、今回の惨敗によって、3度挑戦するほど強かった政界進出への野心に変化が生じているという。


「さすがにここまで落選が続けば、長年の悲願である政界進出も諦めるでしょう。出馬の度に支持が広がっていればいいが、乙武氏の場合、むしろどんどんと有権者が離れていっている。地道な地盤固めをせず、知名度頼みで、その印象が悪いとなれば、今後、支持が広がっていく見込みもありません。3回も挑戦するほど政治家への野心は強いようですが、これではいつまで経っても厳しい。さすがにもう見切りをつけ、今後は言論人という外野の立場から政治を動かす手に切り替えるかと」(前出・アナリスト)


〝政治家・乙武洋匡〟の誕生にとどめを刺したのは、小池百合子ということになるのか。