女優の篠原涼子とタレントのバカリズムがW主演をつとめるフジテレビ系のドラマ『イップス』だが、初回の平均世帯視聴率は5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話は4.5%を記録。早くも大コケしそうな推移だ。
オリジナル作品の同ドラマは、イップスに陥って書けなくなったミステリー作家(篠原)と、事件謎を解けなくなったエリート刑事(バカリズム)が、バディを組んで事件を解決していくミステリーコメディー。
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キャッチコピーは「行き詰まってますけど、何か?」だが、これはそっくり篠原に当てはまってしまっているという。
「もともと、脚本家としての才能を発揮しているバカリズムさんの脚本作品がほしくて、それまでのステップとしての主演起用。一方、篠原さんは所属事務所がねじ込んだが、2人の演技がまったくシンクロしていない。かつては『ハケンの品格』(日本テレビ系)やフジの『アンフェア』シリーズなど主演作が当たりまくった篠原さんだが、ヒット作が出ないイップス状態で、女優として行き詰まってしまっている」(テレビ局関係者)
『イップス』の視聴率下落止まらない!?
同ドラマは、昨年10月期に54年ぶりにドラマ枠として復活した金曜午後9時の放送。その第1作で、俳優のムロツヨシが主演を務めた『うちの弁護士は手がかかる』の世帯視聴率は全11話の平均で6.6%。続く今年1月期の『院内警察』は全11話で5.2%だった。
「これ以上、『イップス』の視聴率が下がるようであれば、枠の存続自体が検討されることになりかねないが、もはやダウンは止まらないだろう」(フジ関係者)
となると、今後、篠原にはなかなか主演のオファーがなさそうだが、〝救済策〟はなきにしもあらずだという。
「篠原は自ら売り込んで、『ハケンの品格』か『アンフェア』の続編をやるしかないでしょう。それがコケてしまった場合には、本人も脇役に回ることを受け入れるしかないはず」(芸能記者)
篠原の決断やいかに。
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