篠原涼子 (C)週刊実話Web
篠原涼子 (C)週刊実話Web

篠原涼子“視聴率女王”の肩書も今は昔…バカリズムと『イップス』W主演抜擢の裏事情

篠原涼子が女優としての正念場を迎えている。お笑い芸人のバカリズムと共にW主演を務める、フジテレビの金曜21時枠ドラマ『イップス』に、早くも大コケフラグが立った。


「書けなくなってしまった元ベストセラー作家(篠原)が、刑事(バカリズム)とバディを組み、会話のみで犯人を検挙するミステリーコメディー。かつてフジテレビで大ヒットした『警部補・古畑任三郎』を真似たドラマで、『古畑』同様、ゲストが犯人を務める構成です」(芸能ライター)


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4月12日に放送された初回世帯平均視聴率は5.8%、個人視聴率は3.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。この結果に、関係者は「正直、微妙」と率直な意見を漏らしたという。


「世帯の目標は7%超え。フジの金曜21時にドラマ枠が新設されてから『イップス』は3作目。ムロツヨシと平手友梨奈が主演した1作目の『うちの弁護士は手がかかる』(23年10月期)の初回世帯視聴率は6.9%、桐谷健太の2作目『院内警察』(24年1月期)は初回7.1%。この流れからいくと、7%台は決して高い目標ではありません」(同・ライター)


昨今、テレビ局が声高に叫ぶTVerの再生数も結果はいま一つだった。

篠原涼子よりもバカリズムとの関係性を優先?

「再生数が100万回を超えたと発表されました。しかし、同時期にスタートした日本テレビの『花咲舞が黙ってない』も100万回を超えている。そもそも、TVerにおけるヒットの数字は400万回超。プチブームを巻き起こしたTBSの『不適切にもほどがある!』(24年1月期)は初回400万回超えを達成しています」(同)

フジテレビで篠原がヒロインを務めるのは、7年前に放送されたドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』以来のことである。


実は、業界の一部からは「すでに篠原には期待していない」という声が密に飛び交っている。


「『イップス』はバカリズムにとってGP帯における初のドラマ主演作です。しかも、芸人としても脚本家としても活躍中の才気に溢れた芸人。このまま囲い込みたいわけです。出演料もバカリズム180万円~、篠原100万円~という塩梅なんです。篠原ではなく、バカリズムとの関係性を築く方に重きを置いている」(同)


バカリズムは、脚本を務めた連続ドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)が高い評価を得た。


『イップス』によって、脚本業がイップスに陥らなければいいのだが…。