宮城野親方(元横綱・白鵬) (C)週刊実話Web
宮城野親方(元横綱・白鵬) (C)週刊実話Web

「第2相撲協会」構想が再浮上 貴乃花、元白鵬の動向次第で現実味 朝青龍と日馬富士も合流か


貴乃花は、兄で元横綱若乃花の花田虎上と違い、日本相撲協会を離れた後も、相撲へのこだわりを見せている。理事長を務める「一般社団法人貴乃花」公式サイトでは、「貴乃花が学んできた土俵の文化(中略)その歴史と神事の視野を広げていくために設立致しました」とあり、地道に相撲の交流イベントなど振興活動を続けている。


「相撲界から離れたにもかかわらず、現在も相撲に関わり続けるのは、復権、つまり第2相撲協会設立への執念に見える。貴乃花と宮城野親方が不仲であることが障害とされるが、宮城野親方は昔から貴乃花のファンであり、互いのタニマチが仲を取り持てば、実現は不可能ではない」(前出・関係者)

歴代の横綱たちが集合か

貴ノ岩に対する暴行(2017年)をめぐって貴乃花と対立してきた元横綱日馬富士は「貴乃花に会いたい」と発言しているという。

相撲界に詳しい関係者は「貴乃花、日馬富士、朝青龍と相撲界を離れた横綱や元幕内力士は少なくない。宮城野親方は表向き日本相撲協会に恭順の意を示しているが、処遇に不満を持っていることは明らかで、部屋の一時閉鎖の解除に時間がかかれば、宮城野親方が日本相撲協会を退職する可能性が高まり、元横綱連合による第2相撲協会構想が動き始めるかもしれない」と指摘する。


元横綱曙さんの死去が4月11日に明らかとなり、翌12日には朝青龍の緊急入院のニュースが続いた。裏を返せば、元横綱は相撲界を離れた後も注目される存在であることに異論はないだろう。


今後も、宮城野親方や貴乃花など元横綱の動向から目が離せない。