(画像)Dean Drobot/Shutterstock
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ウエストランド河本太に暴行トラブル!“じゃない方芸人”たちが巻き起こした不祥事の数々

2022年のM-1グランプリ王者『ウエストランド』の河本太が、酒に酔って暴行事件を起こしていたことが文春オンラインで発覚した。


河本は4月20日夜10時頃、品川駅高輪口でタクシー待ちをしていたところ、車両を蹴り上げて運転手とトラブルに。取っ組み合いのケンカになった末、運転手の左腕に噛み付き、前歯が欠けたという。


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その後、警察で事情聴取が行われたが、互いに手を出していたことで、事件化は見送られたようだ。


「河本さんといえば、自他共に認めるポンコツキャラ。相方の井口浩之さんは特に辛らつで、河本さんの役割について、少誌のインタビューで『この世の誰でもできます』と明言するほど。また井口さんは『同級生だからコイツを助けてやろうとか、そういうのは一切ないですよ』『僕は基本NGないんですけど、相方のいいところを言うのだけはNGですから(笑)』とも語っています」(『週刊実話』編集者)

現在の漫才スタイルも、ネタを書いている井口が「河本でも喋れるように」と作り上げたことで知られている。相方とコンビ格差の激しい〝じゃない方芸人〟界でもトップクラスの存在として、一部から注目を集めていた。


〝じゃない方芸人〟という言葉が定着して久しいが、『ロンドンブーツ1号2号』の田村亮もこの部類に当てはまるだろう。


彼はピンで大活躍する相方・田村淳の陰に隠れ、無能キャラを確立。にもかかわらず、2019年に吉本闇営業騒動で渦中の人物となり、一時はコンビを解散直前にまで追いやった。


淳はピンで大活躍しているが、亮の復帰に尽力。株式会社LONDONBOOTSを設立し、吉本を離れた亮を所属タレントにすることで、吉本とエージェント契約を締結した。

影の薄い相方のせいでコンビ解散の例も

個人事務所の例では、『さらば青春の光』東ブクロも挙げられるだろう。「さらば」は結成4年目でキングオブコント決勝に出るなど、若くして台頭。特に森田哲矢のゲスキャラやトークスキルが評価されていた。

しかし2013年6月に東ブクロが、先輩芸人『鬼ヶ島』和田貴志の妻と不倫する特大スキャンダルを起こす。以降、コンビ・ピンでも仕事はぱったりと途絶えた。


その後、森田はピンでバラエティーへ復帰したが、2021年4月、東ブクロが女性を中絶させていたと報じられた。以降、東ブクロは相変わらず地上波からの干され状態が続いている。


相方に足を引っ張られるどころか、運命の歯車を狂わされたのが、元『キングオブコメディ』の今野浩喜だ。「キンコメ」は2010年にキングオブコントで優勝し、一躍売れっ子の仲間入りを果たす。


だが2015年、元相方が女子高に侵入し、制服や体操着などを盗む事件で逮捕。取り調べでは20年前から同様の行為を繰り返していたと供述し、事務所を解雇され、コンビは解散。現在の今野は俳優として活躍している。


しかし、お笑い界を見ると、『アンジャッシュ』渡部建、『ナインティナイン』岡村隆史、宮迫博之、『ジャングルポケット』斉藤慎二、『チュートリアル』徳井義実、『EXIT』兼近大樹、『次長課長』河本準一、『FUJIWARA』藤本敏史など、コンビで人気の方や目立つ方が不祥事を起こすケースが多い。


〝じゃない方〟ゆえに狙われないだけか、〝じゃない方〟を自覚して慎ましくしているのか…。