年明け早々、弱小プロダクションから、二階堂ふみや土屋太鳳らが所属する業界大手のソニー・ミュージックアーティスツ(以下SMA)に移籍した若手女優の森七菜。その後、テレビなどに出ずっぱりで、早くも大手移籍の効果かと思われたが、実情は真逆だという。
「現在の露出の多さは、あくまでも2月19日に公開された主演映画『ライアー×ライアー』の宣伝です。それ以降の仕事は、来年配信予定とされるネットフリックスのドラマ『舞妓さんちのまかないさん』の1本のみ。森主演でドラマを予定していたテレビ局などのスタッフの動きが一斉に止まった。どうも、移籍騒動が影響しているようですね」(ドラマ制作会社のプロデューサー)
大分出身の森は、映画や音楽などを手掛けていた敏腕プロデューサーのK氏に発掘されて芸能界デビュー。菅田将暉主演のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で注目され、新海誠監督のアニメ映画『天気の子』では2000人以上が応募したオーディションでヒロインの声優を勝ち取った。その後、NHK朝ドラ『エール』にも出演し、昨年、ついに『この恋あたためますか』(TBS系)でドラマ初主演を果たした。
“恩知らず”という誹りは免れない!?
「飛ぶ鳥を落とす勢いだった2019年1月、森を発掘して事務所に所属させていた恩人のK氏が急死。すると、かねてギャラの安さや待遇面に不満を持っていた森の母親が、弁護士を立てるなどの強硬策に出た。結果的にケンカ別れの状態で移籍を画策し、各方面に働きかけてSMAに移ったのです」(スポーツ紙記者)
しかし、寝食をともにして売り出した事務所社長のK氏が急死した途端に移籍では、「恩知らず」という誹りは免れない。
「所属していた事務所との契約が切れていなかったことで、移籍先のSMAも業界から批判を浴びました。そこでSMAは〝専属〟ではなく、〝業務提携〟というカタチで森を抱えることにしたのです」(同)
何はともあれ、これからの森の〝露出〟に注目だ。
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