中森明菜 (C)週刊実話Web
中森明菜 (C)週刊実話Web

中森明菜「テレビ復帰計画」のカギを握るのは有働由美子 争奪戦を制するのはNHKか日本テレビか

何度も噂になりながら、実現しなかったのが〝昭和の歌姫〟中森明菜のテレビ出演話だ。ここ数年間、多くのメディアが復帰を報じてきた。


このところ復帰のカギを握るのは、元NHK看板アナの有働由美子だといわれている。


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有働は新音楽番組『with MUSIC』(日本テレビ系)のMCに抜擢された。そして直接、明菜の出演交渉に動き出したというのだ。


「有働さんはNHK時代に明菜さんと面識があるんです。しかも、世代的にドンピシャで明菜ファンでもある。プロデューサーに頼み込み、自らキャスティングに動き出した。30日OAの特番視聴率がイマイチ振るわなかったこともある。出演日はまだ決定していないが、明菜さんサイドは好感触だったという話です」(テレビ局関係者)


明菜に対しては、NHKが5年越しの出演交渉を重ねている。当然、狙っているのは大みそかの紅白歌合戦だ。


「この数年間、明菜さん周辺の事情も様変わりした。また、NHKサイドも交渉スタッフが引退し、すべてが白紙状態にあるわけです。そんな状況下で明菜さんが一番気にするのが縁。NHKとは正直、縁がなかったと考えてるといいます」(同・関係者)

衰えていない中森明菜の神通力

NHKの動きを傍目に有働が出演交渉する中、今度は明菜が動きを見せた。4月5日にYouTubeを更新。1988年にヒットした『TATTOO』のJAZZバージョンをお披露目したのだ。

「明菜さんは、昨年12月にYouTubeチャンネルを開設。名曲『北ウイング-CLASSIC-』を歌うモノクロ映像は計500万再生を記録しています。そのほか、4月10日公開の『BLONDE-JAZZ-』は270万回、4月17日公開の『ジプシー・クイーン-JAZZ-』は1日で200万回近い再生回数となっています。彼女の神通力は一切衰えていない。多くのファンが待っています」(芸能ライター)


そもそも、NHKや日本テレビが明菜の出演にこだわる理由は至極明快。テレビメディアとの相性が抜群にいいのだ。


「テレビを受像機で視聴していた世代が、明菜さんの主なファン。だから明菜さんを出演させれば当然、番組視聴率が大幅アップする。一方でZ世代も確実に取り込んでいる。YouTubeやSNS、ストリーミングサービスで明菜さんを知り、若い世代もファンになっているんです」(同・ライター)


こうした事情も重なり、日テレは有働のバックアップに回っているわけだ。


「遅くても8月の特番には明菜を出演させたい。また、有働は『24時間テレビ』のパーソナリティーに起用される予定です。併せて明菜も『24時間テレビ』に担ぎ出したい。明菜さんは動物の保護ボランティア活動をしていることでも知られていますから」(事情通)


明菜が選ぶのは紅白か、24時間テレビか。