俳優の石原さとみが主演のテレビ朝日系連続ドラマ『Destiny』の第2話が、4月16日に放送され、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)が7.3%を記録した。
「初回は7.9%だったが、それほど数字が落ちなかった。石原といろいろ因縁がある田中みな実が演じる役は初回で死んでしまう設定。田中がいなくなったのも、それほど視聴率がダウンしなかった要因かもしれない」(芸能記者)
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16日には都内で行われた主演映画『ミッシング』(吉田恵輔監督、5月17日公開)の完成披露試写会に出席。2022年4月に第1子出産を発表して以降、初の映画出演作となったが、「私の夢がかなった宝のような作品です。心の底からうれしく、怖い部分もありますが、私の転機となる作品です」と涙をぬぐったという。
「育児で忙しいはずだが、このところ、積極的に稼働している。おそらく、長年の悲願達成に向けて心はメラメラ燃えあがっているのでは」(同・記者)
深キョンから看板女優の座を奪ったが…
石原の所属事務所・ホリプロといえば、先輩の深田恭子、綾瀬はるか、後輩の高畑充希が台頭し、看板女優の座を争っている。
もともとは、深田が長年、看板女優として君臨していたが、NHKの大河ドラマの主演を務めるなどしたことから、綾瀬がその座をゲット。深田は体調不良などから、このところ稼働していない。
とはいえ、ここに来て、綾瀬の勢いもすっかりダウンしてしまった。
「今年の1月で主演の人気ドラマシリーズ『義母と娘のブルース』が終了。映画賞を受賞したものの、昨年公開のヒロインを務めた『レジェンド&バタフライ』、主演した『リボルバー・リリー』は興行的には当たらず。主演した22年4月期のフジの月9ドラマ『元彼の遺言状』が当たらなかったので、主演ドラマのオファーがなかなかない」(テレビ局関係者)
それに比べ、石原は主演ドラマの放送期間中に主演映画が公開されるという幸運に恵まれたのだ。
「『ミッシング』でいくつかの映画賞を取りそう。そうなったら綾瀬との立場が逆転するだろうから、綾瀬がどうやって巻き返すのかが注目される」(前出・芸能記者)
プライベートでは母親の金銭トラブルが発覚する不幸に見舞われた綾瀬だが、そろそろ仕事運が上向きになってもおかしくないはずだ。
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