長谷川博己 (C)週刊実話Web
長谷川博己 (C)週刊実話Web

『VIVANT』踏襲の日曜劇場『アンチヒーロー』初回視聴率もまったく同じの怪 堺雅人のサプライズ出演に期待の声も

長谷川博己が主演を務めるTBS日曜劇場『アンチヒーロー』第1話が4月14日に放送され、初回世帯平均視聴率11.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。


被告が殺人犯でも無罪に持ち込もうとする弁護士・明墨正樹(長谷川)を通じて、社会に「正義とは何か?」を問うリーガルドラマ。第1話では、とある工場で殺人事件が発生。明墨は被告とされる男性の弁護を担当し、検察が示した証拠を次々と論破していった。


【関連】『VIVANT』続編は2026年?TBS日曜劇場60周年記念作品に 堺雅人と菅野美穂が夫婦共演か ほか「被告を救うヒーローではなく、あくまで己の利益のために動く明墨は、まさにアンチヒーロー。殺人犯になったら最後、人生は終わるものとして被告と接し、事務所内でも冷酷なキャラクターとして描かれている。長谷川の演技と、テンポのいい展開、痛快なリーガルバトルが話題を呼び、視聴率は世帯平均11.5%。これは昨年7月期に日曜劇場で放送された『VIVANT』とまったく同じ数字です」(ドラマライター)

“VIVANT方式”で『アンチヒーロー』も成功なるか?

同作は放送前、北村匠海、野村萬斎、大島優子ら40人超のキャストが発表されたが、ストーリーは非公表という〝VIVANT方式〟の宣伝方法を実施した。

「監督こそ異なるものの、プロデューサーをはじめ、脚本家や演出家はすべて〝チームVIVANT〟と同じ。再集結した理由は、『VIVANT』の後続作品『下剋上球児』『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』の視聴率が伸び悩んだためでしょう。もはやヒット作のひな型のような扱いで、今後コンスタントにチームが起用されそうです」(同・ライター)


その一方で、『アンチヒーロー』に堺雅人のゲスト出演に期待を寄せる声も。


「堺といえば、『半沢直樹』『VIVANT』と、言わずと知れた日曜劇場のヒットメーカー。さらに他局ですが、ドラマ『リーガルハイ』(フジテレビ系)では奇天烈な弁護士・古美門役を演じたこともある。ドラマファンの間では《リーガルハイの堺雅人と対決させたい》などと〝明塁VS古美門〟の実現に期待が膨らんでいます」(同・ライター)


「アンチヒーロー」は、「半沢直樹」「VIVANT」のヒットに続けるだろうか。