
過去10年、1番人気馬は【2・2・0・6】と、信頼度はイマイチ。一方で、11番人気以下の大穴は4頭が馬券絡み。キャリアの浅い馬も多く、難解なレースであることは間違いない。
★軸馬=オパールムーン
今回と同舞台のファンタジーSでは、最後方から追い込んで2着に入っているオパールムーン。レコード勝ちを決めたメイケイエールとは4分の3馬身差ながら、上がり(33秒5)は1秒上回っていた。前走の阪神JFは、マイルの距離か、ペースがそこまで速くなかったせいか、エンジンのかかりが遅く、ゴール前で詰め寄りながらも6着。今回は1400メートルに戻り、先行馬もそろってペースも上がりそう。この馬の切れ味が活きる展開になるはず。相手関係も前走よりは大幅に軽くなっており、桜花賞へ向けて好発進を決めたいところだ。
★相手=ヨカヨカ
夏の小倉でデビュー3連勝を飾ったヨカヨカ。3戦目のひまわり賞は斤量57キロで楽勝しており、もはや九州産という枠には収まらない存在と言っていいだろう。その後の重賞2戦も連続5着で、特に前走の阪神JFは、直線でフラつきながらも最後まで粘っていた。前走より200メートル短縮もプラス。ここは同型との兼ね合いがポイントになりそうだが、そこをクリアできるようなら残り目もあるか。過去10年、前走が阪神JFで6着以内だった馬は、【1・2・2・1】と好走率が高い(オパールムーンも該当)。
★相手=エイシンヒテン
前走のクイーンCは、ハナを切って4着に粘り込んだエイシンヒテン。勝ち馬とは0秒2差で、残り200mメートル(1400メートル通過)までは先頭に立っていた。近3走はマイル戦を走って、走破タイムを少しずつ短縮しており、成長の跡はうかがえる。他に行きたい馬もいるので、すんなりハナか、好位で折り合って運べるようなら前残りの可能性は十分。
芝で一変したスティクスが爆穴!
★相手=ラヴケリー
ここまで5戦して【1・2・2・0】とすべて3着以内のラヴケリー。函館2歳SやファンタジーSで3着、クローバー賞2着など、OPクラスでも好走しており、今回のメンバーの中では実績上位の存在だが、確勝を期して臨んだ前走の黒松賞(1勝クラス)で2着に敗れているように、ツメの甘さも同居している。底力でどこまでやれるか。
★相手=エルカスティージョ
今回と同じ阪神芝1400メートルでのデビュー戦は、抜群のスタートから好位に控え、直線で楽に抜け出し後続に2馬身半差をつける完勝だったエルカスティージョ。セーフティーリードを確保していたゴール前では、鞍上も手綱を緩めるほど。それもあって、勝ちタイムは1分22秒2と目立たないが、その分、今回の伸びしろも期待できる。相手強化でも突破してくれそうな素質馬だ。
★相手=スティクス
ダートで2戦して③⑩着と勝ち上がれなかったが、芝に替わった前走(小倉1200メートル)は3馬身半差の圧勝で未勝利を卒業したスティクス。開幕週で芝の状態がよかったとはいえ、この時に計時した1分7秒1は優秀で、同じ日の古馬2勝クラスの決着タイム1分7秒4をも上回っていた。今回は200メートル延長で、しかもゴール前に急坂がある阪神コース。ただ、前走の楽勝ぶりから、こなしそうな雰囲気は感じられる。
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