コロナ禍の収束で、訪日外国人観光客が増加している昨今、風俗業界ではインバウンド消費の取り込みを狙った動きが加速している。
〝日本3大ソープ街〟の一つ川崎・堀之内では、昨年9月に『G』という外国人客向けのソープランドが登場した。
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HPでは羽田空港からのアクセスの良さに加え、女の子が1人ずつ客の前であいさつした後に指名できる「ウォークイン」方式を採用していることをPR。写真だけでは味わえない指名の楽しみを提供している。
また、2人のキャストが順番に接客する「ダブルディップ」、2人のキャストが同時に接客する「二輪車」も体験可能で、料金は30分総額2万円〜と意外にお手頃なのだ。
円安を反映した料金設定も
風俗ライターが言う。
「最近は外国人客を意識した風俗が多く、大阪・難波のヘルスや東京・吉原の複数のソープでも入り口に英語表記の看板を掲げています」
〝日本一のちょいの間地帯〟として知られる大阪の飛田新地では、街中に英語表記の地図を掲げ、外貨両替機の存在を示す看板まであるという。
円安を意識してか、〝外国人料金〟を設定している店も。
「昨年11月に札幌・すすきのにオープンした高級ソープ『THE SOAP』は、《外国の方/+¥5000》とサイトに記載している。逆に同地のソープ『AQUA BEYOND』はサイト内の料金欄で、《日本人のお客様コース料金¥マイナス10000》と注釈をつけているほどです」
ちなみに、「近々東京都内にも新たなインバウンド向けソープが誕生するとの噂もある」(同)というから、インバウンド向け風俗店の増加は、まだまだ収まりそうもない。
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