松本人志 (C)週刊実話Web
松本人志 (C)週刊実話Web

松本人志の復帰に暗雲漂う 吉本興業とテレビ局が「親松本」排除の動き

性加害疑惑の渦中にあるダウンタウン松本人志の引退が、既成事実になりつつある。いみじくも引導を渡したのは、かつて吉本興業の特別顧問を務めた中田カウスだった。


1967年に中田ボタンとコンビを組み、57年間にもわたって漫才を続け、上方漫才協会の会長も務めた伝説の芸人である。


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「カウス師匠は『FRIDAY』の取材に『松本はアウトやて。本当に客、素人に手をつけたのであれば』と言い放った。このコメントを受け、これまで松本に同情的だった吉本芸人らも、潮が引くように距離を置き始めたんです」(お笑い業界関係者)


この流れを見越したように、民放キー局も松本に見切りをつけ始めている。


「テレビ局は、熱狂的な松本推しのスタッフを非現場部門に人事で異動させている。この判断を下したのはスポンサーの意向です。松本起用にこだわっていては、旧ジャニーズと同じようにクライアントが離れていく。年100億円近い金額が吹っ飛ぶ計算です」(広告代理店関係者)

テレビ業界が一連の騒動でてんやわんや

さらに、民放関係者を心配させているのが、松本を理由にCM提供をネット媒体に移行させてしまうことだという。

「旧ジャニーズ問題を言い訳にして、CM出稿をネットのみに限定したスポンサーが多数現れた。今回の松本騒動も、移行のチャンスになるわけです。ネットは地上波に比べて出稿料金が3分の1以下。過去の付き合いでCM出稿しているだけで、本音はネットなんです」(同・関係者)


さらに、吉本興業も三くだり半を突き付けようとしている。現在、吉本興業ホールディングスの社長を務める岡本昭彦社長との間に、不仲説が漂っているからだ。


「岡本社長はダウンタウンの元マネジャーだったため、社長になったときもタメ口かつアゴで使われていた。また、先の闇営業騒動では松本の言うがままに動かされ、何度も嫌な目に遭っていた」(前出・業界関係者)


復帰を願っているファンも多いが果たして…。