日本時間4月11日、アメリカのホワイトハウスにて、バイデン大統領が主催する夕食会が開かれた。岸田文雄首相とともにYOASOBIが出席したが、ファンからの反発は強い。
岸田首相は、4月8日から国賓待遇で訪米。11日には日米首脳会談が行われ、首相としての任務を遂行した。
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その後、ホワイトハウスで開かれた公式夕食会には、岸田首相夫妻のほか、YOASOBI、ロバート・デニーロ、国枝慎吾、上野由岐子、孫正義、ティム・クック、ジェフ・ベゾスなど、多様な顔ぶれが出席したようだ。
しかし、国内のYOASOBIファンからは《断れよ…岸田と行動共にするとか、残念でしかない》《岸田から離れた方がいい。イメージが最悪になる》《YOASOBIファンであればあるほど、同行するのを不安視するはずなんですけどね》といった声がこだましている。
「まるでYOASOBIが政治利用されたと言いたいようですが、通常はホスト国がゲストを招待するもの。今回の場合だと、アメリカ側がYOASOBIを招待したと考えるのが一般的でしょう」(政治担当記者)
YOASOBI政治利用説の信ぴょう性は…
ご存じの通り、昨年にYOASOBIの楽曲『アイドル』がグローバルヒットを記録。4月にカリフォルニア州で開かれる世界最大級の音楽フェスに出演し、その後、初のアメリカ単独公演も控えている。
しかし、YOASOBIがアメリカ全土で認知度があるかとわれたら疑問が残るところがあるだろう。
「『アイドル』は昨年、米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲として初の首位を獲得しました。しかし1位になったのは〝Global Excl. U.S.〟であり、アメリカを除いた国際チャートです」(音楽ライター)
通常、招待するのは「ホスト国で活躍するゲスト国の関係者」であることが多い。今回だと「アメリカに拠点を置いて活躍する日本人を、バイデン大統領が岸田首相に会わせる」ことが、おもてなしだと考えるべきだろう。
デーブ・スペクターもこの部分に違和感を覚えたのか、Xに《晩餐会に誰を招待するかはホストが考えることで、ゲストが芸能人を同伴するのは、そもそもおかしなこと。岸田首相はセンスがウチワ受けすぎる》と綴っていた。
「YOASOBI以外にはアメリカ出身の演歌歌手・ジェロが招かれることもわかっている。ウラで考えられるのは2点。(1)日本側から米国側へ招待を提案した、(2)米国側が日本側に配慮してYOASOBIを呼んだ、ということでしょう。岸田首相の支持率は下がる一方ですから、日本国内におけるYOASOBIのネームバリューを利用したという憶測が上がってしまうのも不思議ではありません」(前出・政治担当記者)
首脳会談後の記者会見で、岸田首相が「米国」と「中国」を言い間違えるアクシデントもあったが、支持率は無事に回復するのだろうか。
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