旧ジャニーズ事務所 (C)週刊実話Web 
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嵐25周年復活暗礁の一方で、TOBEドーム公演22万人動員「ジャニーズ残党たちの栄枯盛衰」


TOBEに旧ジャニーズから離脱した売れっ子タレントが続々と合流し、勢力を拡大しているのは周知の通りだろう。


元King & Princeの平野紫耀や神宮寺勇太、岸優太を筆頭に、元V6の三宅健、元Kis-My-Ft2の北山宏光などが入所。さらにジャニーズJr.のグループ・IMPACTorsのメンバー全員が移籍している。


その一方で新プロジェクトも着々と進行中だ。昨年3月に大々的な新人オーディション『TOBE New Starオーディション』をスタートさせ、年末に5人の研究生がお披露目されている。


「全員が11歳から13歳という顔触れです。早い段階でグループを組んでファンと共に育てていくというのは、ジャニー氏がやっていたプロデュース手法を踏襲したものです」(音楽番組スタッフ)


滝沢氏はジャニー氏から最も寵愛を受けたタレントとして知られている。


経営的な意味での舵取りは、姪である藤島ジュリー景子氏だったが、滝沢氏は〝ジャニーイズム〟を受け継ぐ実質的な後継者として指名され、「ジャニーさんに自分の人生を捧げたい」と2018年末に引退。ジャニーズ事務所副社長やジャニーズアイランド代表としてアイドル育成に努めてきた。

TOBEの対応に業界関係者から疑問も

ジャニー氏の逝去後はジュリー社長との軋轢が表面化し、22年10月にジャニーズと決別。TOBEを設立して着々と準備を進めてきた。

こうして本格的に滝沢氏の反撃が始まったわけだが、意外にも業界の評価は厳しいようだ。


「滝沢さんはジャニーさんの問題に沈黙したまま。何ひとつ説明責任を果たしていませんからね。スキャンダルから逃げ切った滝沢さんとTOBEを疑問視する声も多い」(広告代理店関係者)


昨年、ジャニー氏の性加害が社会問題化して以降、滝沢氏は一切この問題に関わろうとしなかった。


滝沢氏はジャニーズJr.を統括しており、副社長という責任ある立場にいた以上、全く無関係ではないはずだ。


このため、メンバーが11歳から13歳という新グループに対しても厳しい視線が向けられている。


「STARTOは、二度と同じ過ちが起きないよう徹底した再発防止策を打ち出しています。ところが、滝沢さんのTOBEはその点が全く見えてこない。ジャニーさんの歪んだ少年愛を継承したとは思いませんが、滝沢さんがTOBEには性加害の心配がないことや、具体的にどんな対策を取っているのかを公表する必要があるとは思う」(前出・広告代理店関係者)


つい先日には、旧ジャニーズ事務所スタッフ2人もタレントへ性加害に及んでいたことが明らかになったばかりだ。


まだまだ騒動の余波が続いているが、この先はどのような展開が待っているのだろうか。