
丸川珠代男女共同参画担当相が、選択的夫婦別姓制度への反対を呼び掛ける文書に〝署名〟していたことが明らかになった。
野党からは女性の権利拡大やジェンダー平等などを担当する閣僚として、その資質を疑問視する声が上がっている。
去る2月24日の衆院内閣委員会で、立憲民主党の大河原雅子氏が「(選択的夫婦別姓の)議論をどうやって進めていくのか」と質問したところ、丸川氏は「国民が深い議論をするような環境を後押ししていくことが、私の役目だ」と答えた。
そして、3月3日の参院予算委員会では、社民党の福島瑞穂党首が丸川氏の姿勢を追及。福島氏は「なぜ選択的夫婦別姓に丸川さんは反対なのか」と質問したが、丸川氏は「私には私の考えがある」として答弁を拒んだ。
福島氏はこの回答に納得せず、この後も計7回にわたり理由を問いただしたが、それでも丸川氏は「大臣として反対したわけではない」などと、ほとんど屁理屈ともいえる逃げの答弁を繰り返した。
結婚する女性の96%が夫の姓に改姓
こうした丸川氏の姿勢に、《丸川珠代みたいな、自分の立身出世のために、女性蔑視クソおっさんたちに媚びへつらって、後進を潰す最低クソ女のことは心から軽蔑してます》など、SNSも炎上。選択的夫婦別姓制度は、夫婦が同姓にするか別姓にするかを自由に選べる制度だが、日本は法律で同姓にすることを求めている。
夫が妻の姓を名乗っても全く問題ないが、実態は、結婚する女性の96%が夫の姓に改姓している。これは明治期にできた「家制度」の名残が、人々の意識の中にあるからだ。
姓を変更することの不利益を女性のみが負担するなど、女性差別的だとして、選択的夫婦別姓を求める声は根強い。
昨年11月に早稲田大学と市民団体によって行われた意識調査では、20~59歳の男女7000人のうち70%以上が、選択的夫婦別姓に賛成と回答している。
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