東山紀之社長の芸能界復帰は絶望的？元マネジャー“性加害”判明で表舞台に出られず…

旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）が3月28日、創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、旧事務所のスタッフ2人もタレントに性加害をしていたことを公式サイトで公表した。

公表は、イギリスの国営放送・BBCが、同社の東山紀之社長のインタビュー動画などを配信したことを受けてのもの。

【関連】旧ジャニーズ幹部が異例の動き　ファン激減に歯止めをかけるテレビ業界への「積極的営業」 ほか

同社によると、2人はすでに退社。うち1人は東山社長の元マネジャーだったというが、《当該スタッフについては、昨年9月までに関係法令および就業規則等に従って厳正に対処した》としている。

「もともと、BBCが昨年3月にジャニー氏の性加害問題を取り上げたドキュメント番組を放送したため、ようやく日本のメディアが動き始めた。今回、東山氏は、旧ジャニーズの経営陣として初めてメディアの取材に応じ、補償状況などを報告したが、自身の元マネジャーの不祥事を公表することになってしまった」（テレビ局関係者）

表舞台に出たら批判が殺到するだけ…？

東山社長自身、かつて、性加害の被害を暴露本で告発した元ジャニーズJr.（現ジュニア）の男性から、なかなかのセクハラ＆パワハラ行為ならびに発言があったことを暴露された。

昨年9月の会見では、出席した記者にそのことを追及されたが真っ向から否定。しかし、元マネジャーが性加害の加害者だったことが明らかになってしまったのだ。

「現在も旧ジャニーズに所属するタレント、ジュニアから性加害の被害はいまだに報告されていないが、過去に東山社長の元マネジャーの性加害のおかげで退所した事例があったのであれば大問題。これまでジャニー氏の性加害問題を追及して来た『週刊文春』ら各メディアが取材に動くのでは」（芸能記者）

テレビ朝日系の人気ドラマシリーズ『刑事7人』や、同局のSPドラマ『必殺仕事人』に主演している東山社長だけに、補償業務を終えた後、タレント業に復帰すると思われていたのだが…。

「しっかり自身の元マネジャーの件に関して説明責任を果たさないと、表舞台に出たら批判が殺到するだけだろうから、テレビ局は起用に躊躇するだろう。復帰は厳しいのでは」（同・記者）

周囲には90歳までの現役続行を宣言していたという東山社長だが、あと3年で還暦を迎えるところで無念のリタイアになりそうだ。