旧ジャニーズ幹部が異例の動き　ファン激減に歯止めをかけるテレビ業界への「積極的営業」

旧ジャニーズ事務所から鞍替えしたSTARTO ENTERTAINMENTがテレビ詣でを開始した。中でもテレビ関係者を驚愕させたのが、NHKに対する営業だった。

すでにNHKは4月改編において、旧ジャニーズのタレントが出演していた番組を打ち切っている。

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「昨年大みそかの紅白歌合戦でジャニーズ勢が締め出されたことを機に、総合テレビから一掃されました。そればかりか、SixTONESが出演する『バリューの真実』などEテレで4番組、さらに元ジャニーズJr.らが出演していた『ニュージェネ！』などのBS番組、A.B.C-Zのラジオ番組『STUDY！ぼくたちとみんなのラジオ』など、計8本を打ち切った」（芸能ライター）

当初、業界関係者の多くはNHKが折れることを想定していた。ところが…。

「NHKの意思の固さは想像以上だった。ジャニー喜多川氏をめぐる性加害に、襟を正すべく旧ジャニーズと対峙すると報道局幹部を中心に決めた。結果、社名を変えてもNHKの旧ジャニーズ外しは止まらなかった」（同・ライター）

旧ジャニーズ事務所の幹部が自ら営業!?

この動きに慌てたのが、旧ジャニーズの幹部らだ。

「ここにきて、年間1000億円あったと言われるファンクラブの会費が600億円にまで激減してるそうなんです。NHKから一掃されたことで、会費を払っていた親世代がジャニーズ離れを起こしたからです。結果、福田淳社長や井ノ原快彦取締役らが連なり、NHKに積極的営業をかけています」（事情通）

また、営業はNHKだけに止まらない。蜜月関係にある日本テレビとテレビ朝日に加え、TBSやフジテレビなどにも猛烈アタックを仕掛けている。

「以前のジャニーズなら絶対にあり得なかった。幹部らが連なり、仕事をくれと言ってくるんです。仕事がないと、所属タレントが逃げ出してしまう。時代は変わりました」（前出・事情通）

泣く子も黙るジャニーズも今は昔の話。草葉の陰でジャニー喜多川氏は何を思うだろうか。