木梨憲武と奈緒がW主演したドラマ『春になったら』(フジテレビ系)は、3月25日に最終回を迎えた。
最終回では、末期がんを患う椎名雅彦(木梨)が、娘・瞳(奈緒)と川上一馬(濱田岳)の結婚式に出席。披露宴と雅彦の「お別れ会」を兼ねた会も同時に開かれた。
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雅彦は鼻にチューブを通し、周囲の助けを借りて車椅子に乗るなど病が進行した様子だったが、サプライズゲストの登場に思わず立ち上がったり、元気にあいさつしたりする場面もあった。
ナレーションすらなし…CM明けにあっさり
式後、桜の下で雅彦と瞳が親子で語り合うシーンが終わってCMに移行。CMが明けると、雅彦はすでに亡くなっており、葬儀後のシーンからスタート。瞳らは喪服姿で、自宅には遺骨らしきものが置かれていた。
登場人物が死ぬシーンを流さず、ナレーションで死を知らせるのはよくある手法だ。
しかし、今回のドラマはナレーションが不在でいわゆる〝ナレ死〟ですらなく、雅彦が死んだことに気付かない視聴者が続出してしまった。
「『お別れ会』でヨロヨロする演技を見せた木梨さんですが、初回から最終回まで見た目はあまり変わらず、死の間際にいるようには見えないという声も多かった。CMが終わったと思ったら、木梨さんが亡くなったことが判明する急展開でしたから、ついていけない人がいるのも仕方ないでしょう」(ドラマライター)
木梨の死に向かう迫真の演技を見てみたかった気もするが。