(画像)sakkarin sapu/Shutterstock
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学習塾「盗撮事件」が連鎖!今度は栄光ゼミナールの系列校で被害

学習塾を舞台とした性犯罪が、またも明るみになった。


大手中学進学塾『四谷大塚』に続き、今度は『栄光ゼミナール』系列でも卑劣な盗撮事件が発覚したのだ。


3月11日、性的姿態撮影処罰法違反容疑で警視庁少年育成課に逮捕されたのは、同塾の個別指導塾『栄光の個別ビザビ』高田馬場校の元教室長、鷲尾祐輔容疑者(46=埼玉県朝霞市)だ。


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鷲尾容疑者は、今年1月に同塾が入るビルの女子トイレの換気扇にスマートフォンを設置。職場のパソコンとつなぎ、トイレ内の映像をタブレット端末などに録画していたが、利用者がスマホに気付いて110番通報し、御用となったのである。


「警察の調べに対し、鷲尾容疑者は『去年6月ごろから複数の女性を盗撮した』『気に入っている知人女性の下半身を見たかった』などと供述しているという。容疑は2人の成人女性に対する盗撮行為だが、個別指導という閉ざされた空間で起きた卑劣な犯罪に、生徒らの父兄には動揺が広がっています」(社会部記者)

再逮捕の可能性も

ちなみに、同塾の求人情報によれば教室責任者の入社1年目の想定年収が約370〜500万円。さらに別途月平均10〜20時間の時間外手当が支給されるとあり、一昨年12月から働いていた鷲尾容疑者の年収は、少なく見積もっても400万円を超えていたとみられている。

「また、鷲尾容疑者は事件が発覚した先月に懲戒解雇されているが、彼のタブレット端末には複数の女性の性的動画や静止画が保存されていたそうです。そのため、今後の捜査次第では再逮捕の可能性もありますね」(同)


同塾の運営会社『栄光』(東京・千代田区)は「被害にあった方々に深くお詫びする」「研修の強化や防犯カメラの増設など再発防止に取り組む」とコメントしているが、果たして学習塾の性犯罪は根絶できるのか?