小阪由佳 (C)週刊実話Web
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『美女ざんまい』タレント・芸能事務所社長/小阪由佳インタビュー~激太り騒動から14年後の復帰宣言~

昨年、15年ぶりに芸能界復帰を果たした小阪由佳。18歳でデビューし、グラビアアイドルやバラエティータレントとして大活躍したが23歳で引退。その後は激太り騒動からの保育士への転身など、〝迷走ぶり〟が話題になった彼女だが、今は自身が復帰しただけでなく、芸能事務所の社長業もしているという。


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実は一昨年に電撃婚もしており、彼女の身辺は風雲急を告げている!?


――お久しぶりです。当時の愛称は〝バンビちゃん〟でしたが、あのスマートなBODYが完全復活してるじゃないですか!


小阪 ありがとうございます。実は今、現役の頃よりも細くなっているんですよ。1日1.5食くらいを守り、一度もリバウンドせずにキープしています。


――改めて伺いたいのですが、あの激太り騒動は一体何だったのでしょう?


小阪 私がいわゆる〝売れる〟ことになるきっかけは、04年のミスマガジングランプリの受賞でした。そこからテレビなどに出るようになったのですが、当時は私自身にタレントとしての方向性が定まっていなくて、バラエティーなどではテレビ側が求めるキャラを演じ続けていました。それが心の負担になっていたんだと思います。5年ほどで引退をしました。


――引退直後の24歳ごろ、スポーツ紙などで三段腹の〝変わり果てた姿〟を公開されて大騒動に。あれはとても衝撃でした。その真相が知りたい。


小阪 私自身の性格で言うと、実は責任感が強いんです。タレントを辞めたとはいえ、身に着いた習慣で「目立たなくちゃ」という自己プロデュースの感覚が抜けてなかったんですね。知人から言われた「太ったら話題になるよ」というアドバイスを真に受け、暴飲暴食を繰り返して20キロ太ったんです。当時から私はうつ病状態で、正常な思考ができていなかったんだと思います。


――騒動の元となったブログは閉鎖し、関係のあった人たちとは一切の交流を断たれたわけですね。そして、今度は保育業界に挑戦された。これも意外でした。


小阪 芸能界に入る前から興味はあったんです。保育士として現場に立ち、保育コンサルをすることで子ども目線の環境を作りたいと向き合ってきました。保育事業の環境改善など、自分の中で一定の成果が出たと思えたので、再び芸能界に携わることを考えるようになったんです。最初は自分が出るというより、芸能界を志望する人へのアドバイスが中心でした。


――たとえばどんな?


小阪 芸能人になるにはどうしたらいいか、芸能界で気を付けることは何か、といった相談ですね。そういう質問を受けるにつけ、「芸能界を目指してる子って、意外と何も知らないんだな」ということが気になっていて、ボランティアで相談を受け続けるのか、サポートすることを仕事にするのかで考えた結果、自分が事務所を立ち上げて後輩たちを導こうと考えたんです。一昨年の夏ごろに『チアリード』という会社を作り、社長になりました。


――どんな事務所ですか? グラドルが多いとか、役者が多いとか…。


小阪 現在の所属は4人ですが、映像系の仕事を目指している子が多いですね。事務所を立ち上げるにあたり、自分の中でポリシーというか、決めたことがあるんです。それは、芸能人はとにかく世間知らずになってしまうことが多いので、まずは人として立派な大人になってもらいたいということ。この業界で大事な、プロ意識と責任感を養ってもらいたいということ。その上で、どうすれば活躍できるかというノウハウや心構えを教えていきたいと思います。また、今後の動きに関しては私のYouTubeを見ていただけると嬉しいです。


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小阪 そうですね。芸能界で戦うとはどういうことなのかというのを、自社のタレントに見せた方がいいという判断もありました。実はそれまで「もう一度グラビアをやりませんか」というオファーは何度も受けていたんです。でも、なんのきっかけもなくやったとしても、引退宣言をしているので「あの人は今」といった記事と同じ扱いになってしまいますよね? それでは意味がないと考えていました。なので、今回の写真集は私自身の「復帰宣言」でもあるんです。


――タイトルに「人妻」とありますが、ご結婚もされてるんですね?


小阪 はい、一昨年の1月に結婚しました。写真集を作るにあたり、原点に帰ろうという意味で衣装など、すべて自分でプロデュースしています。なので、初めての「人妻グラビア」ということになります(笑)。


――これまで写真集は6冊、イメージDVDに至っては数十枚出されていますが、最新作の推しポイントはどういうところですか?


小阪 自分で言うのもアレですが、38歳の割にはそこそこのプロポーションを維持していると思うんです。なので、等身大の私を、そのまま撮って欲しいと考えました。「20代の子どもっぽかった私が、こういう成長を遂げましたよ」という、お知らせに近いグラビア…とでも言ったらいいでしょうか。実は私、現役の頃はグラビアアイドルには珍しく全身を撮られることが多かったんです。今回も黒ビキニで全身を撮られているカットがあるのですが、当時の全身ポーズと比較していただければと思います。


――アッキーナ(南明奈)、オシリーナ(秋山莉奈)と結成した口パクアイドルユニット『Peachy's(ピーチーズ)』など、交流のあった方で現在も活躍されている芸能人も多いと思います。ブログ閉鎖などSNSはすべて削除されたということで、今も当時の関係者とは交流がないのでしょうか?


小阪 そうですね。うつ病との闘いが大変だったので、私と連絡が取れる人は本当にいませんでした。ただ、喜屋武ちあきちゃんとは偶然友だちのイベントで再会して、先日彼女の誕生日イベントで司会のお仕事をさせていただいたんですよ。


――現役当時、印象に残っている出会いとか言葉はありますか?


小阪 先ほど、方向性が定まっていなかったというお話をしましたが、Peachy'sの出演番組に放送作家の鈴木おさむさんが関わっていて、そこで鈴木さんに「(小阪は)バラエティーの子だから」と言われたというのを、人づてに聞いたんです。とても嬉しかったですね。自信がなかった私のことを、会ったこともないのにそう評価されたということが心の支えになっていました。
小阪由佳◆こさかゆか 1985年6月27日生まれ。神奈川県出身。T168、B86・W62・H86センチ。YouTubeチャンネル「小阪由佳のまぢで!? リアフォー!?」。X(旧ツイッター)@_yuka_ch