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永野芽郁『君が心をくれたから』鬱展開で月9離れ加速?2作連続“バッドエンド”か

永野芽郁
永野芽郁 (C)週刊実話Web

3月18日に最終回を迎えた永野芽郁主演の月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)だが、ストーリーに酷評が相次いでいる。

同ドラマは、永野演じる逢原雨が、事故に遭いひん死の状態となった朝野太陽(山田裕貴)を救うために身代わりになり、自分の五感を次々と奪われるストーリー。


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11日放送の第10話の時点で雨は視覚まで奪われて、聴覚のみが残る状態。ただ、最終回の予告映像で〝案内人〟の日下(斎藤工)が「奇跡はまだ終わっていません」と告げていただけに、ハッピーエンドが予想された。

ところが、期待を裏切るバッドエンドで終了。雨は聴覚を失う直前に気を失い、焦った太陽は日下を問い質した。

日下は、太陽が生き続け天寿を全うするか、雨と引き換えに太陽が命を落とすか選択を迫った。

結局、太陽が死を選び、雨は五感を取り戻したが、二人が現実世界で結ばれることはなかった。

普通の生活を取り戻した雨は夢だった菓子店を開き、太陽に思いをはせながら生きる様子が描かれてドラマが終了した。

『366日』の展開も似たり寄ったり?

これに視聴者からは《視聴者に寄り添わない月9、せっかくのブランドが落ちぶれた理由が理解できた》《奇跡と呼ぶなら、あの事故の前に時間を戻してほしかったよ》といった不満が噴出することになった。

「太陽が事故に遭ってから3カ月の〝奇跡〟を描くストーリー、との触れ込みでスタートしたが、単に太陽に3カ月の猶予が与えられただけの『鬱展開』に終始。視聴者がニヤけるような幸せなストーリーは全く描かれなかった。月9から視聴者が離れていくのも納得で、求められているのは視聴者の共感を呼ぶようなストーリーのハズ」(ドラマライター)

同ドラマからバトンタッチを受けるのは、4月期の広瀬アリス主演『366日』。雪平明日香(広瀬)が水野遥斗(眞栄田郷敦)と高校2年以来の再会を果たし、12年越しで交際に至ったが、ある日遥斗を予期せぬ悲劇が襲い、意識不明の重体になる、という物語。人気バンド『HY』の同名曲をモチーフに描いたドラマだ。

「『君が心をくれたから』も、雨と太陽が高校以来の再会を果たしたが、その直後に太陽が事故に遭った。ドラマ『366日』も男性側がひん死の状態になるもよう。『HY』の『366日』は、かなわなかった恋を歌いヒットしたが、その曲通りにドラマが進めばバッドエンドということだろう」(同・ライター)

2作続けて似たり寄ったりの設定では、さすがに視聴者も飽きるのでは…。

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