芦田愛菜 (C)週刊実話Web
芦田愛菜 (C)週刊実話Web

芦田愛菜『さよならマエストロ』に失敗作の烙印 TBSも見捨てた酷い最終回!予算の都合で重要シーンをカット疑惑

3月17日、日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)の最終回・第10話が放送された。あまりにもとってつけたような終わり方だったため、これまで我慢して視聴を続けてきたファンたちからも落胆の声があがっている。


【関連】「涙出ないの?」芦田愛菜『さよならマエストロ』“泣き”の演技に違和感… ほか

主人公・夏目俊平(西島秀俊)と、その娘・響(芦田愛菜)の微妙な親子仲を描くストーリー。マエストロ(指揮者)である父とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた響は、5年前の事件をきっかけに父と決別。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まる。


しかし最終回では、これまで俊平を避け続けてきた響が、打って変わって仲良し親子に。一緒に料理を作り、笑顔で会話する。


そんな中、俊平の師である、ドイツのシュナイダー先生が倒れたと連絡が入る。市民オーケストラ・晴見フィルハーモニーとともに歩んでいこうと決意していた俊平は、シュナイダーのことが気がかりながらも、晴見フィルを優先しようとする。


響はそんな俊平を気遣い、晴見フィルの団員たちに、俊平をドイツに送り出してほしいと懇願する。俊平にオケを去ってほしくないと拒むメンバーたちだが、最終的には響、俊平の気持ちを汲み取ることに。


そしてオケの今後を心配する俊平のために、響がコンマスとしてオケに加入する。晴見フィルは最後に俊平と演奏し、「さよならマエストロ!」と、タイトルを回収して俊平を送り出すのだった。

最終回に違和感 予算削減のしわ寄せ?

「最後にタイトルコールという演出にはため息しか出ませんでしたが、それに至るまでの流れも悪かった。15分拡大放送にも関わらず、終盤は俊平と団員たちのシーンを回想として流すばかり。散々引っ張った俊平と響の確執を駆け足気味で終わらせたのに、時間が余ったかのようにダラダラと回想シーンを流すのは違和感しかありませんでしたね」(ドラマライター)

ほかにも、放り投げられたシーンがいくつもある。


「前週から最終回にかけては、仙台で開催されるオケフェスに出演するための資金集めがメインで描かれたのですが、オケフェスのシーンは一切ナシ。撮影にお金がかかるから、NGとなったのでしょう。西島と芦田という人気者タッグだったので、順調にドラマ人気がでれば、フェスを撮る予算も降りたのでしょう。しかし、視聴率も人気もイマイチのため、TBSが難色を示したと言われています。23年7月期の『VIVANT』で赤字を出したばかりだったので、無駄な出費を避けたい意図もあったのでしょう」(同・ライター)


TBS的にも、『さよならマエストロ』は失敗作だと判断したのかもしれない。