滝沢秀明氏が社長を務める芸能事務所・TOBEに、またもパクリ疑惑が浮上している。
TOBEは3月14日から17日にかけ、所属アーティストが集結した1stライブを東京ドームで開催。三宅健、平野紫耀、岸優太といった面々が移籍後初めてファンの前でパフォーマンスを繰り広げ、最終日はPrime Videoで生配信も行われた。
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さらに、研修生で結成された新ユニット『wink first』も初お披露目。11~13歳までの男子5人が、オリジナル曲『CANDY』を初披露した。
その歌詞はというと、「僕のキャンディ」「『ハジメマシテ』君にあげたくて」「Sweet taste」など、かなり意味深なものが並んでいる。このキャンディはチェリー味だろうか。
だが、問題となっているのはここではない。今回お披露目した「CANDY」は、サビのメロディが1996年にリリースされた今井美樹のヒットソング『PRIDE』と全くと言っていいほど同じなのだ。
『to HEROes 〜TOBE 1st Super Live〜』
世界生配信中!⋰
TRAINEE初お目見え❤グループ名は #WinkFirst
真似したくなる
キャンディーポーズ🍬
⋱今すぐ観るならhttps://t.co/rRmpmtQpPa#toHEROes #プライムビデオでTOBEライブ#TOBE0317世界へ pic.twitter.com/bUyEzekMqr
— Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) March 17, 2024
1年足らずで4度目のパクリ疑惑 TOBEの管理はどうなっているのか
SNSにも、現地のレポートや配信の感想として《PRIDEにしか聞こえなくて混乱》《なんか聞いたことあるなぁって思ったらめちゃくちゃPRIDEに似てる》《めちゃくちゃ今井美樹のPRIDE》といった指摘が相次いでいる。ファンですら混乱している様子が見て取れるだろう。
だが、TOBEがパクリ疑惑で物議を醸したのはこれが初めてではない。それどころか、昨年7月に三宅が〝事務所第1号タレント〟として所属を発表して以来、1年足らずで次々と盗作疑惑が発覚しているのだ。
昨年10月、平野、岸、神宮寺勇太で『Number_i』が結成され、同時に岸デザインのロゴが発表された。すると、これがロックバンド『BONEZ』のロゴとほぼ同じだとして盗作疑惑が浮上。バンド側もSNSで『確かに似ている』と反応し、双方の協議が行われた。
協議は円満にいったようで、お互いの公式サイトで、ロゴ使用を継続することが発表された。だが、これは「BONEZ」側が、《これも何かの縁としてファン同士がお互いの音楽を知るきっかけになったら素敵なことじゃん》などと、〝大人の対応〟で寛大さを見せたことが大きい。
11月には、TOBEアーティストが集結したYouTube特番『とべばん』のロゴが、かつてTBSで放送されていた歌番組『うたばん』の特別編『とくばん』そっくりで炎上。
同月にはさらに、北山宏光がリリースした1stシングル『乱心-RANSHIN-』のサビメロディが、かつて滝沢氏が寵愛していた『Snow Man』の『ブラザービート』に酷似していると炎上した。
世の中には多くの歌が流通しているため、楽曲がたまたま似ることは起こり得るものだろう。だが、ここまで短期間に盗作疑惑が相次ぐと、故意だと思われても仕方ないものがあるだろう。