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永遠の清純派・吉永小百合が驚愕の挑戦…昭和の大女優“体当たり演技”誌上再現!~Part2~

〝永遠の清純派〟吉永小百合の渾身の演技とは
〝永遠の清純派〟吉永小百合の渾身の演技とは (C)週刊実話Web

主演映画『いのちの停車場』が5月21日に公開予定の吉永小百合は、75歳になった現在も清廉潔白な雰囲気をまとう〝永遠の清純派女優〟。今や誰もが認める日本映画の象徴だが、20~30代の頃は「優等生」「つまらない女優」「何を演じても吉永小百合」などと酷評されることも多く、本格女優への転機を求めて激しいシーンにもアタックしている。それが84年の映画『天国の駅 HEAVEN STATION』だった。

「相手を務めたのは、数々の女優の柔肌をピンクに染め上げてきた俳優・津川雅彦。布団に仰向けになり、まな板の上の鯉状態の吉永の白い襦袢の中に、津川が手を深く突っ込むのです。しかし、それでも吉永は決して気を許そうとせず、不感症かのようなマグロ対応を続けるのです」(映画評論家)

しかし、それで諦めるような津川ではない。大蛇のように吉永の体にまとわりつきながら「たまらなくキレイなオモチャだ」と、さらにねちっこい責めを続けていくのだ。

「ビンタされ、馬乗りになって首を絞められても必死の抵抗を続けていた吉永。しかし、激しい責めをされては、もはや不感症の演技を続けることはかなわなくなってしまい、切ない吐息を漏らしてしまいます。さらに〝自分で慰めてみろ〟と強制させられる衝撃的な展開となり、徐々に額の汗の玉が大きくなっていくという熱演ぶり。ついにはトロけそうな表情を見せてしまうのです」(同)

寅さんの妹・さくらの“衝撃シーン”

映画『男はつらいよ』の寅さんの妹・さくら役で国民的女優となった倍賞千恵子は、同シリーズ以外にも数々の作品に出演。昨年も、出演映画『461個のおべんとう』で、作品の世界に完全に溶け込んだ自然な演技で、森七菜や道枝駿佑ら若手ホープのお手本となった。

そんな倍賞、やはり寅さん映画のイメージが強いが、とんでもない話。

「70年代に人気を博したドラマ、松本清張おんなシリーズ『馬を売る女』(TBS系)では、財津一郎とのシーンがあります。また、妹の倍賞美津子との姉妹共演が話題になった、86年の映画『離婚しない女』では、何と一瞬ながら見えています。萩原健一演じる不倫相手とのシーンで、肘のガードがガラ空きになって丸見えになるんです。これが意外にも、スレンダーボディーと涼しげな顔立ちには不釣り合いなほどのボリューム感でした」(芸能記者)

当時44歳。まさに熟れ頃だったわけだ。

一方、妹の倍賞美津子も、もちろん大女優。若い頃から、姉・千恵子とともに注目され、79年の『復讐するは我にあり』で女優としての地位を確立し、85年の『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』『恋文』の演技で映画賞を総なめに。最近も、『半沢直樹』(TBS系)や、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)などの大ヒットドラマで怖い敵役を演じ、若い俳優陣の高い壁として立ちはだかった。

そんな美津子は姉・千恵子よりもシーンは豊富。『復讐するは――』では、三國連太郎を相手に「日本映画界有数の都市伝説が生まれたほど、迫真の演技でした」(同)と言われるほど。圧巻だったのは、83年の映画『楢山節考』でのシーンだ。

「死んだ父の遺言で、一家の祟りがなくなるためにと、村の若い男たちの筆おろしの相手をする寡婦という役柄が衝撃的。男がコーフンすると〝早くしろ!〟と言って促すのです。男が覆い被さってきて動き始めると〝腰を振るんじゃ!〟という女傑ぶりでしたが、そんな姿が何とも艶かしかったですね」(映画関係者)

(Part3に続く)

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