ドチザメ 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話
ドチザメ 日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

【ドチザメ】東京都港区/レインボーブリッジ下産「背中から尻尾はむき出しのまま“ゆりかもめ”に乗車」~日本全国☆釣り行脚

むき出しでゆりかもめ

それにしても釣ったはいいものの、なにせ大きいので持参したビニール袋には到底入りきらず、取りあえず頭から袋を被せ、背中から尻尾はむき出しのまま〝ゆりかもめ〟に乗車。お台場方面からの観光客で混み合う列車内では、奇異の目線を感じつつ帰宅の途に就いたのでありました。

帰宅後、ドチザメは流し台に乗り切らないので、風呂場を血まみれにしながら頭と腹を除去します。刺し身とから揚げにして残りは冷凍庫に保管。さあ晩酌です。


日本全国釣り行脚 (C)週刊実話

刺し身に酢味噌を付けて一口。コリコリと食感のよい刺し身はクセがなく淡泊。やや味気ない感もありますが、悪くありません。


そして、から揚げ。これが思いのほかおいしく、ブリブリの食感を楽しむうちに程なく完食。冷凍庫には保管したサメ肉がまだまだあるので、しばらくは楽しめますな。


カレイにはフラれたものの大物の手応えを楽しんだうえ、旨い肴のストックもできて満足な1日となりました。
三橋雅彦(みつはしまさひこ) 子どもの頃から釣り好きで“釣り一筋”の青春時代をすごす。当然の如く魚関係の仕事に就き、海釣り専門誌の常連筆者も務めたほどの釣りisマイライフな人。好色。