今田美桜 (C)週刊実話Web
今田美桜 (C)週刊実話Web

今田美桜「大女優」への試金石 日テレとNHKが期待を寄せる『花咲舞が黙ってない』に堺雅人、役所広司ら出演へ

日本テレビがドラマ復活の起爆剤として大いなる期待をかけているのが、若手女優の今田美桜だ。


4月期から新たに設けられた〝土ドラ9〟の栄えある第1回作品『花咲舞が黙ってない』のヒロインに抜擢し、制作費も1話約5000万円を投入した。


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今田を支える脇役には、山本耕史と菊地凛子。さらに、豪華俳優陣がゲストとして登場するようだ。


「現在、オファーをかけている出演者として、堺雅人、役所広司、鈴木亮平、笑福亭鶴瓶らの名前が伝わっています。日テレの本気度が窺われますね」(業界事情通)


『花咲舞~』はベストセラー作家・池井戸潤氏の原作で、杏主演で過去2度ドラマ化されている。メガバンク勤務の花咲が、支店で起きる不祥事を見事に解決する痛快劇だ。


「人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の兄妹作と言ってもいい。実際、小説には半沢直樹も登場する。杏が主演した2014年4月期のシーズン1の平均視聴率は16.0%。15年7月期のシーズン2も14.5%(どちらもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)と大ヒットした。当時、日テレは杏主演でシーズン3の制作を切望していたが、東出昌大の不倫騒動や離婚などの時期と重なり、シーズン3の話は流れてしまった」(芸能プロ関係者)

今田美桜版『花咲舞が黙ってない』にかかる大きな期待

今回、日テレは今田版『花咲舞~』の目標視聴率を世帯10%、個人6%に設定している。

「本命はTVerです。400万再生を狙っている。事前のリサーチではかなりいける感触です」(前出・業界事情通)


もっとも、そんな日テレ上層部を不安に陥れているのが、ドラマ『セクシー田中さん』問題をめぐる日テレバッシングだ。同作の映像化でトラブルとなり、最終的に原作者で漫画家の芦原妃名子さんが自ら命を絶ってしまった。


「日テレの対応は後手後手に回り、ソーシャルメディアなどでは炎上が収まっていない。そんな逆風の中、今田に起死回生の復活を託したんです」(テレビ制作関係者)


さらに、こんな話も…。


「今田が逆風をはねのけ、高視聴率をゲットした場合、今年度の『24時間テレビ』パーソナリティーや、彼女が切望していたバラエティー番組のMCに起用する方針です」(同・関係者)


もう1局、今田のドラマの行方を気にかけているのが25年度前期の朝の連続テレビ小説『あんぱん』のヒロインに抜擢したNHKだ。


「もしも『花咲舞~』が大コケしたら、朝ドラも引きずられる。NHK側は試金石としてドラマに注目しています」(同)


勉強熱心な彼女は『花咲舞~』と『あんぱん』の台本を全話分、暗記済みだという。今田時代はいまだ。