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まるで女王様と奴隷「浅草次女殺害事件」夫婦の出会いはSMパブ!?

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(画像)yoshi0511/Shutterstock

昨年3月、次女をネグレクト(育児放棄)の末に殺害した容疑で今年2月に逮捕された東京都台東区のホテル経営者・細谷健一(43)と妻の志保(37)両容疑者。警視庁捜査1課は、健一容疑者の実姉(当時41)を殺害した疑いでも3月6日に再逮捕に踏み切った。

2018年4月に不審死した姉の遺体から、次女殺害にも使用されたとみられる車の不凍液などに含まれる成分(エチレングリコール)が検出され、同様の手口で実姉を中毒死させたとされる。

「行政解剖による死因は『敗血症』。しかし、敗血症を引き起こした原因まで特定できなかったため、遺体の一部を保存していたことで再逮捕にこぎつけた」(全国紙社会部記者)

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押収した健一、志保夫妻のパソコンやスマートフォンの解析では、18年3月から4月にかけて複数回にわたって不凍液を購入した履歴も判明している。

「同年6月には父親も死去し、健一容疑者は会社の代表取締役に就任。実弟名義だった不動産なども軒並み相続しています。捜査1課は実父の死因についても捜査を進めています」(同)

自宅マンションのベランダに放火

加えて同事件では、健一容疑者を肉体的にも精神的にも支配してきた志保容疑者の異常ともいうべき姿が浮き彫りになっているという。

「健一が志保と知り合ったのは今から十数年前。錦糸町のキャバクラや、SM系セクシーパブだったといった話が飛び交っているんです。いずれにせよ、2人はまさに〝女王様と奴隷〟といった主従関係だったそうです。プレイなのかプライベートなのか分かりませんが、健一が土下座し、ひたすら謝る姿も目撃されている。かと思えば、同伴して高価なバッグやアクセサリーをプレゼントさせられたりしていたそうです」(事情通)

志保容疑者の金遣いの荒さは、健一容疑者と結婚後も収まらなかったという。

「上野などで高価なダイヤや金のネックレスなどを購入していた。また、志保は太りやすい体質で体形が常に変化する。そのため着られる服が限られてしまい、破棄と購入を頻繁に繰り返していた。あまりの金遣いの荒さにさすがの健一も幾度となく注意したり、離婚を考えたりもしたようですが、その度に殴られたり蹴られたり、棒で叩かれたり…。揚げ句は自宅マンションのベランダに火を放ったりと、志保が一度キレると手に負えなかったそうです」(前出・全国紙社会部記者)

また、こんな話もある。

「健一は、知人に『志保からモテないあなたと一緒になってくれる女性はいないと何度も怒鳴られ、最終的に離婚を諦めた。そのうち、何も考えずに志保に従った方が楽だと思うようになった』と打ち明けたそうです。志保による洗脳状態だったのかも」(前出・事情通)

事件の闇は深い。

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