女優の芦田愛菜が、3月17日放送の『さよならマエストロ』(TBS系)第9話に出演。泣きじゃくる演技を見せたが、視聴者から違和感を指摘する声が出ている。
同ドラマでは、芦田演じる夏目響が父・夏目俊平(西島秀俊)をずっと拒絶してきた。
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第9話ではその経緯が明かされることに。響は森大輝(宮沢氷魚)に話しかける形で、子ども時代を振り返った。
ここで響がかつて、バイオリンの練習に励んでいたころの回想シーンが流れた。
響は母・夏目志帆(石田ゆり子)の制止も聞かず、練習に打ち込むなど必死だったが、参加したコンテストのセミファイナルで限界を感じ、ファイナルの前にコンサートホールから離れようと逃げ出した。
大量の涙が…流れていない?
響は、逃げ出した先で前を見ずに歩き事故に遭い、病院に運ばれた。
病室に駆け付けた俊平に響は「パパのせいだよ! パパのせいで音楽が嫌いになったんだよ」と顔をゆがめ、「うわーん」とひたすら泣きじゃくり、怒りをあらわにした。
ただこのシーンで、泣きじゃくっているにもかかわらず、響が大量の涙を流すことはなかった。
第9話の終盤では、親子が和解するシーンがあった。
俊平が涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら謝り、響は俊平に「私、もう大丈夫だから」と声をかけたが、響は目を潤ませる程度。視聴者からは「芦田愛菜って涙出ないの?」とやゆされてしまった。
「子役から出世した芦田は、今やその好感度で右に出る者はいない。ところが、このドラマでは、父親に反抗する〝ツンツン演技〟ばかりが目立ち、視聴者からの共感をなかなか得られなかった。何らかの〝大人の事情〟があったのかもしれないが、思いっきり涙を流した方が、より芦田の評価はアップしたのでは」(芸能ライター)
同じ子役出身の鈴木福は、ここ最近、役作りのために茶髪にしたり、金髪に付けヒゲ姿を披露したりと、ノビノビと俳優業にまい進している印象だ。
芦田は国民的人気者ゆえ、涙を流すのにも制約があるのだろうか…。
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